プログラムの冊子印刷|サイズや製本の決め方、印刷費の目安をおすすめ用紙で知る
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
ピアノやバレエの発表会のプログラム、演奏会のパンフレット、カラオケ大会のプログラムなど、ページ数の少ない冊子をネット印刷を使って少部数から「安く早くきれいに」印刷できるようになりました。
プログラムを印刷するポイント、おすすめの綴じ方や用紙での印刷費用をお伝えします。
目次
プログラムを作る前に!印刷について決めよう
プログラムとは、演目や出演者のプロフィール、解説などをまとめた小冊子です。
会場で販売、配布したプログラムを来場者が座席で見ることを想定して、見映えよく、見やすいプログラムになるよう心掛けてデザインや印刷について考えていきましょう。
フルカラー?モノクロ?
原稿データを作る前に、まず「フルカラー」にするか、「モノクロ」にするか色数を考えましょう。
出演者の顔写真や、作品や演目をイメージしたグラフィックを印象的にレイアウトしたビジュアル重視のプログラムならフルカラー。文字が中心のシンプルなデザイン、白黒で表現する世界観がイベントや作品のイメージに合っているならモノクロ印刷を選択すると良いでしょう。
予算をベースに考えるなら、印刷料金はモノクロの方がぐっと安くなります。なるべく低コストで作りたいプログラムをモノクロで印刷して、デザインを工夫したり、紙に少しこだわってみると雰囲気、見映えのよいプログラムになり、おすすめです。
サイズはA4やB5が一般的、文字サイズは大きめに
色数を決めたら、次にサイズを決めます。プログラムのサイズとしてはA4やB5が一般的です。
大判サイズのB4は写真やイラストを大きくレイアウトできるのでインパクトが生まれますが、持ち帰りのカバンの中でかさばる大きさです。また、A5以下だと小ぶりで持ち運びやすいものの、情報量が多いと文字が小さくなり読みにくくなってしまいます。
プログラムは小説や論文のように小さい文字の文章をじっくり読む冊子ではありません。照明を落とした会場、手元が明るくない場合でも、目を近付けなくても判読できるように、見出しや重要な情報の文字サイズは大きめに設定すると、読みやすいプログラムになります。
PDF形式で入稿すれば安全&お得!
プログラムの色数、サイズが決まったら、IllustratorやPhotoshop、Wordなどで入稿データを作成しましょう。
どのアプリケーションを使っても、入稿するときはPDFに別名保存、書き出せば入稿データになります。PDFは文字化けやレイアウトの崩れ、画像の配置漏れなどエラーやミスを防止できる、便利なファイル形式です。
ネット印刷でも多くの会社が入稿データのファイル形式としてPDFを推奨しています。
イシダ印刷では、PDF入稿は10%割引のサービスがあります。
WordからPDFへ変換方法とPDF入稿の印刷価格【安全&安い】
PhotoshopでPDF形式で入稿する方法・設定【イシダ印刷のPDF入稿は10%OFF!】
【Illustrator,InDesign】PDF入稿の設定方法を解説
製本方法を意識したデザイン 「中綴じ」の場合
発表会や公演のプログラムの製本方法は中綴じがよく選ばれています。
中綴じとは、紙を二つ折りにして真ん中を針金で留めた製本方法で、コンパクトで軽く、すっきりした仕上がりの冊子になります。中綴じは見開きが180度開くことができるので、ノド(ページの綴じる側)のぎりぎりまで絵柄を見せることができます。
数ページから2,30ページほどのプログラムは中綴じ製本がおすすめです。
背表紙のあるしっかりとした冊子に仕上げたいプログラム、ページ数の多いプログラムは無線綴じで製本します。
中綴じで作るプログラムは、見開きで見たときをイメージして、大胆なデザインとレイアウトで、来場者の目を引く印象的なプログラムを作りましょう。
中綴じ冊子のデータ作成は「見開き・ノド・小口・ページ数」を意識してデザインする
無線綴じと中綴じはどう違う?印刷価格や特徴を比較して使い分ける【冊子印刷】
おすすめの紙でプログラムの印刷価格を見積りしてみる
フルカラーのプログラム 印刷価格の目安
フルカラーで印刷するプログラムには、コート紙やマットコート紙が主流です。
冊子印刷でメジャーな上質紙より少し高価ですが、発色が良く、カラー写真や鮮やかな色のデザインを綺麗に印刷できます。
コート紙は光沢があり、ツヤのある紙です。マットコート紙は光沢を抑えた、しっとりとした質感の紙です。
あまり厚いと重くなり、めくりにくくなるので、厚さは90Kか110Kがいいでしょう。ページ数の少ない中綴じ冊子は、表紙を厚くする必要もありません。表紙も本文と同じ厚みの紙でコンパクトに仕上げると扱いやすい冊子になります。
イシダ印刷の取り扱い用紙一覧
コート紙、マットコート紙、アート紙の違い、使い分け方
- サイズ : A4タテ
- 製本方法 : 中綴じ
- ページ数 : 12ページ
- 表紙 : マットコート90K カラー
- 本文 : マットコート90K カラー
- 部数 : 150冊 300冊 500冊
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モノクロのプログラム 印刷価格の目安
モノクロで安価に作りたいプログラムの紙には、上質紙か書籍用紙がおすすめです。表紙に色上質紙を使えば、リーズナブルでクラシックな雰囲気のいい冊子が作れます。
上質紙はコート紙やマットコート紙よりカラーの発色は劣りますが、モノクロ印刷では全く気になりません。
出演者の顔写真なども、画像のグレースケールを調整すればモノクロ印刷でも十分綺麗に見えます。
クラシカルな雰囲気を出したいプログラムの本文用紙には、淡いクリーム色の地色がついた書籍用紙もおすすめです。文庫本などによく使われている紙で、高級感があり、目に優しい上品な紙面になります。
- サイズ : A4タテ
- 綴じ方 : 中綴じ
- ページ数 : 12ページ
- 表紙 : 色上質特厚口(サーモン)、モノクロ印刷
- 本文 : 書籍用紙72.5K、モノクロ印刷
- 部数 : 150冊 300冊 500冊
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