ブックカバーの紙は何がいい?印刷費は?(カラー印刷の場合)
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
ブックカバーは本、冊子がぐっと豪華な印象になるおすすめのオプション加工です。
冊子の保護の役割も果たすので、よく持ち運ぶ冊子や、長期保存をたい冊子に最適です。
この記事ではブックカバーにはどんな紙が適しているか、カラー印刷を例に紙選びのポイントと印刷費についてお伝えします。
目次
カラー印刷のブックカバーにおすすめの紙「コート紙」
ブックカバーの紙は、あまり薄いと冊子を保護する役目を果たせないですし、厚すぎてもきれいに冊子に巻けないので、適度に柔らかさを持たせた中厚手の紙を使用します。
例えば、書店で文庫の包装に使われるようなクラフト紙や、コミックの豪華版の装丁などに使われる透け感のあるトレーシングペーパーがポピュラーな紙です。
中でも、カラー印刷のブックカバーにはコート紙がおすすめです。
実用性、発色、見栄えのそろったコート紙のブックカバー
紙には同じ種類でも厚さがいろいろあります。
カラー印刷のブックカバーにコート紙を使うなら、ツヤがあって印象的な見た目、発色の良さ、耐久性の高さを兼ね備えているのがコート紙135K(約0.13mm)です。
110K(約0.10mm)よりやや厚く、長期保存の冊子におすすめです。
ブックカバーの印刷は、フルカラー印刷とモノクロ印刷を選ぶことができますが、コート紙は鮮やかな色表現を活かせるフルカラーで作るのがおすすめです。
写真やイラストを大きくレイアウトして、読者の手元で、また会場や店頭で遠くからでも目立つようなブックカバーを作りましょう。
イシダ印刷のブックカバー印刷
イシダ印刷では、無線綴じ冊子にオリジナルのブックカバー、帯を付けるオプション加工があります。
コート紙135KにPP加工されたブックカバーが標準仕様です。
PP加工(クリア、マット)はコート紙のツヤ、光沢感が増して、ブックカバーの耐久性や耐湿性の向上に効果があります。高級感、重厚感のある1冊に仕上がります。
ブックカバーをつけた本 おすすめ仕様で印刷費を見てみましょう
カラー印刷のブックカバーを付けた本はいくらくらいで印刷製本できるのか、文庫本を例に実際の価格を見てみましょう。
文庫(A6サイズ)本体の表紙は色上質紙にモノクロ印刷とシンプルに、ブックカバーはコート紙のフルカラー印刷をオプションで付ける仕様です。
次のような仕様でブックカバーを付けると、1冊あたり378.4円で300冊を印刷製本できます。(2021年9月)
- A6サイズ
- 150ページ
- 300冊
- 無線綴じ冊子
- 表紙 : 色上質紙 特厚口(色:アイボリー)/モノクロ
- 本文 : 上質紙70K/モノクロ
- ブックカバー : コート紙135K/カラー(PP加工 クリア)
- 本体 : オフセット印刷
- 納期 : 超ゆったりコース(10営業日)
ブックカバー加工の取り扱いのないネット印刷も多く、自作する方も多いと思います。部数が多くなると、ブックカバーをきれいに均一に巻くのはなかなか難しい作業です。
イシダ印刷では無線綴じ冊子にオリジナルのブックカバー、帯を巻いて仕上げる加工があり、1冊から大部数までご注文いただけます。
ぜひ、一度ご検討ください。
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