ブックカバーに適した紙とは?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
文庫本、単行本、参考書など、書店に並ぶ本の多くは「無線綴じ+ブックカバー」の体裁で作られています。ネット印刷ではシンプルな「無線綴じ」のみか「中綴じ」のみを承っている会社が多いですが、イシダ印刷は「ブックカバー+帯」もオプションで簡単に発注できます。
ブックカバーの耐久性
ブックカバーは、冊子の耐久性をぐっと高めてくれます。まず、カバーが付いている限り冊子の表紙は汚れません。少し水が飛んでも、冊子本体は濡れません。また、日焼けも防いでくれます。特にラミネート加工が施されたブックカバーは、耐水性がかなり向上します。保存性が高まるだけでなく、輸送など流通におけるさまざまな作業において冊子に傷がつきにくく、返本などの危険性も回避してくれます。
ブックカバーの装飾性
ブックカバーがない冊子より、ある冊子の方がより高級感があって、本格的な印象があります。イベントなどで並べた時に、ブックカバーがない冊子に比べると拡大に見栄えがいいです。
同人誌など、そこまで耐久性にこだわっていない冊子でも、装飾性を求めてブックカバーをつける方は多いです。
イシダ印刷のブックカバーの仕様
イシダ印刷のブックカバーに使用される紙は「コート135K」です。そのまま無線綴じ冊子の表紙に使えるくらいしっかりした厚みのある紙で、コーティング剤によって紙自体にコシもあり丈夫です。
また、発色が良く、写真もイラストもデータに近い色で印刷できます。
https://www.lowcost-print.com/column/%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%83%bc%e5%8d%b0%e5%88%b7%e3%81%ab%e6%9c%80%e9%81%a9%e3%80%80%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%88%e7%b4%99%e3%81%a8%e3%81%af%e3%81%a9%e3%82%93%e3%81%aa%e7%b4%99%ef%bc%9f/
さらにそこにPP加工(ラミネート加工)が施されるので、耐水性もアップし、より破れにくくなります。
PP加工はクリア(つるつるした光沢があるもの)とマット(光沢が抑えられてさらっとした質感のもの)が選べるので、デザインによってきらびやかな質感か、落ち着いた質感か選べます。
ブックカバーに弱すぎる紙はNG
手作りのブックカバーで和紙やトレーシングペーパーなどを巻くことはありますが、あまりに薄いとすぐ破れたり、湿気でよれてしまったりします。巻いた時は綺麗でも、長期間その綺麗さが持続しないことも……。
ブックカバーには、それなりの厚みがあってコシのある丈夫な紙を使うことが大切です。
何故無線綴じだだけ?
ブックカバーは無線綴じ冊子のみ対応しています。
中綴じにカバーをつける体裁の本は、美術書やZINEなどで存在していないこともないですが、外れやすいのでほとんど見かけないといっていいでしょう。中綴じはそもそも簡便でコンパクトなところがメリットなので、ブックカバーをつけると良さがなくなってしまいます。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。