フォント選びのコツとポイント
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
本はもちろんチラシやパンフレット、ちょっとした資料づくりをする時にも、どんなフォントを選ぶかで印象は大きく変わってきます。目立たせたい、強い印象を与えたいと考えて手書き風などクセの強いフォントを選んでしましがちですが、実際には読みにくくなってしまったり、意外にも目立たなかったりする場合も多々あるようです。
また、たくさんの種類のフォントから選べるとなると、つい1枚のチラシの中に多種類のフォントを使ってしまうケースもあるでしょう。実は目立たせたいとばかりにいろいろな種類のフォントを使ってしまうと散漫な印象になり、かえってわかりにくくなってしまいます。MSゴシックやMS明朝のような基本的なフォントを中心に、1~2種類に抑えることがコツとなります。
特に「カワイイ」「オシャレ」「カッコイイ」などの観点でポップなものや派手な印象のフォントを選んでしまうことのデメリットは、読みにくくなってしまうということがあげられます。あくまでもチラシやパンフレット、本の目的は「伝える」こと。内容をいかに読む人に伝えられるか、理解してもらえるかを考えるならば、すっきりとしたデザインにあうることです。文字を「内容」として理解しやすい、また「読みたい」という印象を与えることができるか、がポイントとなるでしょう。
印刷データとしてのフォントとは?
普段はパソコンやスマートフォンの画面ばかりを見ているとなかなか気づきにくいかもしれませんが、印刷用のフォント選びには画面上で見る文字とは違う観点での判断が必要になります。
多くの方はパソコンで作成した文章をデータとして印刷会社に渡されると思います。注意したいのは、フォントの種類はあくまでも個別のパソコン環境に依存するということです。つまり、個体としてのパソコンにインストールされているフォントが、送り先のパソコンに全く同じものがインストールされているとは限らないということです。MSゴシックやMS明朝のような基本的なフォントを使用している分には問題ありませんが、特殊なフォントを使用している場合はPDFに変換しましょう。パソコン画面で表示されているものと同じ形式で印刷が可能です。
最後にフォント選びに必要なのは読みやすさを判断する客観的な目だと思います。フォントの形ばかりに気をとられず、文字間や行間の取り方、文字色、影や網などの装飾等全体のバランスを考えたフォント選びを心がけましょう。
印刷用の文字選びに迷ったらいつでもお気軽にイシダ印刷へご相談ください。
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