バナナペーパーがSDGs17の目標すべてを達成している理由【環境紙】
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バナナペーパーを知っていますか
SDGsへの意識の高まりで近年にわかに注目を集めているバナナペーパーをご存知でしょうか。
バナナペーパーを使用することで、SDGsが掲げる達成目標のすべてに貢献できると言われています。ここではそれぞれの達成目標と対応させながら、バナナペーパーという製品をご紹介したいと思います。
バナナペーパーとは
わたしたちがふだん食べているバナナは果実の部分で、生産過程において茎の部分はあまり有効に活用されてきませんでした。
バナナは一年性の植物のため、茎の大部分は収穫のたびに捨てられていたのですが、これを煮沸することで繊維を取り出すことができるのです。
そしてこの繊維を漉いて、古紙やFSC認証紙(管理された森林から作られた紙)に配合したものがバナナペーパーと呼ばれる用紙で、バナナ繊維の配合率により5%用紙と20%用紙があります。
バナナペーパーがSDGs 17の目標を達成している理由
木材を主原料としないバナナペーパーの使用はそのまま「13.気候変動に具体的な対策を」「15.陸の豊かさも守ろう」をクリアしていることになります。
また、バナナペーパーの生産はあたらしい雇用を創出し、フェアトレード※によって生産者には適正賃金の支払いが約束されていますから、「1.貧困をなくそう」「2.飢餓をゼロに「3.すべての人に健康と福祉を」「4.質の高い教育をみんなに」「8.働きがいも経済成長も」が満たされるといってよいでしょう。
さらに、バナナペーパー事業には多くの女性が活躍しており「5.ジェンダー平等を実現しよう」を実践し、これらが「11.住み続けられるまちづくりを」の達成につながっていくことが期待されます。
※フェアトレード…発展途上国の生産者と先進国の消費者が、対等でフェア(公正)なトレード(取引)を行うこと。
バナナペーパーの使用が支援につながる
バナナペーパーの生産・販売を行っている株式会社ワンプラネット・カフェでは、SDGsの達成目標のすべてを指標に掲げ、生産工程に水汚染のもとになる化学物質を使用しないこと(14.海の豊かさを守ろう)や、安全な水の無償提供(6.安全な水とトイレを世界中に)などさまざまな活動に取り組んでいます。
さらに、「7.エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「10.人や国の不平等をなくそう」「15.陸の豊かさも守ろう」「16.平和と公正をすべての人に」「17.パートナーシップで目標を達成しよう」だけでなく、17の目標すべてに具体的な対策を実践しています。
詳しくはワンプラネット・カフェのホームページをご覧ください。
わたしたちがバナナペーパーを使用することで、間接的にその活動を支援することができるのです。
わたしたちにできること
環境問題や社会問題に前向きに取り組む意識があることを対外的に示すための手段として、バナナペーパーを採用することも考えられます。
用紙には認証ラベル(バナナマーク)の表示が可能となりますから、このマークが入っている製品が名刺代わりとなるでしょうし、名刺そのものをバナナペーパーで作ってみるのも面白いかもしれません。
いくつかある環境紙のなかでも、見た目からそれと分かるのもバナナペーパーの特徴です。
ただし、バナナペーパーの使用においても、「つくる責任、つかう責任」を忘れないようにしたいですね。
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