ネットで便利? でも「見積り」が分からない!?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
皆さまが「印刷をしたい」という場合、どのように依頼先を決めていますか?
「安心だからいつも同じ会社にお願いしている」という方、「予算が限られているから少しでも安くお願いできるところ」という方など、さまざまだと思います。
今ではたくさんある印刷会社の中から依頼先を、インターネットでカンタンに検索して探せる時代になりました。
インターネットで見積もりを依頼して、メールやそのサイトから入稿用の原稿やデータを送って、宅配便で納品。
家に居ながらにしてすべて完了してしまうのですから、便利な世の中になったものです。
でも、本当に便利になったのでしょうか?
いざ、見積りフォームをあけてみたら・・・
「えっ? オフセット印刷ってなに?」「オンデマンド印刷とは?」
自分が依頼したい印刷はどちらがよいのか。紙の種類は? 表紙の向きは? などなど次から次へと選ばなければならない項目に四苦八苦。せっかくインターネットで便利に注文きるようになったのに、これでは余計に面倒なことになってしまいます。
皆さまにはぜひスムーズにご注文いただきたい。
そんな思いから、今回よりイシダ印刷の「御見積書」を例にとって、項目をひとつずつ解説していきたいと思います。
当社ののホームページを開いていただくと、一番上の右側に「御見積はこちら」とあります。
ここをクリックしていただくと、選択する項目、記入する項目が並んでいます。
※下図は弊社印刷通販サイトの御見積のページです。
その一番最初に選択するのが「オフセット印刷」と「オンデマンド印刷」です。
まず「オフセット印刷」ってどんなものなのでしょう。
「オフセット印刷」はこんな仕組みで印刷しています
「オフセット印刷」を解説する時、皆さまには小学校の時に作った「版画」を思い出してみてください。
木の板に彫刻刃で好きな絵を掘り、そこにインクを塗り、紙を載せます。
「オフセット印刷」はこの「版画」と基本的に同じです。
まず印刷するデータを、PS版と呼ばれる薄いアルミ製の板に写します。この「版」には光の照射によって化学的な変化を起す感光剤を塗ります。そこに水を浸して感光させると「水がのる部分」と「水をはじく部分」ができます。その上にインクをのせると水と油(インク)の反発しあう性質を利用してインクがのる部分とのらない部分にわかれるというわけです。
ところで「版画」は掘っている図柄と、紙をのせて写した図柄では反転しているのに、オフセット印刷は反転しないのでしょう。
それは「版」と「紙」との間に「ブランケット」と呼ばれる「版」からインクを写す仕組みを挟むからです。「ブランケット」からさらに「紙」に写す、つまり2回写しているわけですから、一度反転させたものがもとの通りに印刷できるということです。
次回はオフセット印刷をより有効に利用していただくために、その特徴や魅力をお伝えします。
冊子のジャンルから選ぶ
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