テキストや問題集、学習塾の教材印刷におすすめの用紙・綴じ方(価格シミュレーション付き)
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
学習塾は年間を通して使うテキストだけでなく、夏期講習や冬期講習のテキスト、問題集やテストなど、多種多様な冊子を作ります。
一冊一冊は小さな冊子でも、生徒数や拠点校の増加によって、発行数が増えるとコストがどんどん大きくなるので、出来るだけ安く印刷・製本したいもの。
前回はネット印刷を上手く活用して、テキストや問題集など教材の印刷コストを削減できる料金シミュレーションをしました。
前回記事:もっと安く簡単に!学習塾のテキスト、教材の印刷費はネット印刷ならいくらになる?
今回はテキスト、問題集など冊子教材に適した用紙や綴じ方を、印刷料金の例と一緒にご紹介します。
目次
テキストや問題集、教材におすすめの表紙用紙は?
色上質紙
本文用紙にも使われる「上質紙」の110K以下のものが一番安く仕上がりますが、上質紙は真っ白な用紙なので、モノクロ印刷だと少し寂しい印象です。
そこで、教材の表紙に使う用紙で最もおすすめなのは「色上質紙」です。紙そのものに色がついているので一気に見栄えが良くなり、モノクロ印刷でも十分良いデザインができます。イシダ印刷では、29色の色上質紙からお選びいただけます。
コート紙
カラーで写真やイラストなど図版をデザインして印刷するなら、「コート紙」がおすすめです。
カラーの発色の良い、つるつるとした手触りの用紙で、耐久性も高く、学校で使う教科書のような立派な体裁の冊子に仕上がります。
コート紙を表紙にした冊子の印刷価格
A4サイズの冊子の表紙に、コート紙でカラー印刷をした場合、イシダ印刷での価格例です。
テキストや問題集などによく採用される仕様でシミュレーションしています。
● サイズ:A4タテ
● 綴じ方:無線綴じ
● 表紙:コート135K/カラー、片面印刷
● 本文:上質紙90K/モノクロ
● 印刷方法:オンデマンド
【テキスト・教材の冊子印刷 料金の一例(表紙にコート紙、オンデマンド印刷)】
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
この仕様で50ページ、100冊の教材を印刷製本するなら、
A4 50ページ 100冊 | 22,065 円(税込) | 一冊あたり約220円 |
※納期は超ゆったりコース (10営業日)、10%割引のPDF入稿の場合です(2019年5月現在)
1冊あたり約220円でA4の教材を作ることができます。
上質紙や色上質紙に比べ、コストは少し上がってしまいますが、コンテンツのイメージをデザインで表現したい場合は、是非コート紙を表紙に使ってみてください。
テキストや問題集、教材におすすめの本文用紙は?
上質紙
テキストの本文用紙でおすすめは、なんといっても上質紙です。
印刷に使われる用紙で最も安く、ポピュラーです。
白色度が高く、柔らかく、さらさらとした手触りです。商業印刷の幅広い用途に使われ、冊子・書籍全般の本文用紙に採用されています。
裏表ともにコーティングのない非塗工紙の上質紙は、平滑で光沢や反射がないため読みやすく、また、筆記性が高く、鉛筆やマーカーでの書き込みにも適しています。
厚さはコピー用紙が近いですが、汎用性の高い上質紙は様々な厚さがあり、イシダ印刷でも5種類の厚みを選べます。
読み物なら最も薄い55Kでもいいですが、教材のテキストは書き込んだり、消しゴムで消したりするので、70Kくらいの厚さがあるといいでしょう。
上質紙を本文用紙にした冊子の印刷価格
イシダ印刷の冊子印刷は、モノクロ印刷がもっとも効率化されており、激安価格で印刷製本できます。
少部数ならオンデマンド、大部数ならオフセットと、用途や仕様に合わせて、価格の安い方の印刷方式を選ぶことができます。
例えば、B5サイズの教材テキストをオフセットで印刷製本すると、こんな価格で仕上がります。
● サイズ:B5タテ
● 綴じ方:無線綴じ
● 表紙:色上質最厚口/モノクロ、片面印刷
● 本文:上質紙70K/モノクロ
● 印刷方法:オフセット
【テキスト・教材の冊子印刷 料金の一例(本文用紙に上質紙、オフセット印刷)】
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
この仕様で50ページ、200冊の教材を印刷製本するなら、
B5 50ページ 200冊 | 31,639 円(税込) | 一冊あたり約158.2円 |
※納期は超ゆったりコース (10営業日)、10%割引のPDF入稿の場合です(2019年5月現在)
1冊あたり約158.2円でB5の教材を作ることができます。
他の用紙や部数、オプションを使った料金は「3分でわかる!かんたん無料自動お見積もり&ご注文」ページからお確かめください。
お見積書(PDF)のダウンロードも可能です。
サイズや用紙など、クリックして選ぶだけで自動で料金が表示されます。
同じ仕様でも、納期を7日、10日としていくと安くなります。
さらに、全国送料無料、PDFで入稿なら10%OFFです!
特殊なデザインソフトを使ったり、トンボをつける必要もなく、WordやPowerPointからそのまま「PDF保存」をして、データ入稿をすればOKです。
テキストや問題集、教材におすすめの綴じ方、製本方法は?
ページ数が多い教材の綴じ方
30ページを超える冊子教材には無線綴じがおすすめです。
背がしっかり糊で固定されるので、何度開いてもページが剥がれず、丈夫で長持ちします。
ページ数が少ない教材の綴じ方
ページ数の少ないテキストやテスト問題、資料や回答集なら、真ん中をホチキスで留める中綴じが適しています。
見開きでページ全体がノド(綴じ側の端)まで見え、開きやすく、ページを手でおさえなくても開きっぱなしにできるので、問題集にもぴったりです。
冊子の綴じ方、選び方については、いくつか詳しく解説した記事があります。
教材制作の参考にしてみてください。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。