ガイドブック・観光マップのデザイン・仕様選びのコツ
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
旅行先で役立つガイドブックや観光マップは、訪れる人々にとって欠かせない情報源です。しかし、どんなに有益な情報が詰まっていても、見づらかったり、持ち運びにくかったりすると、十分に活用されません。そこで、実用性の高いガイドブック・観光マップを作成するためのポイントを紹介します。
1. 目的に合わせた情報設計
まず、ガイドブックの目的を明確にし、それに応じた情報を整理しましょう。
- 詳細な情報を提供したい場合
観光地の歴史や見どころをじっくり紹介するなら、A4・B5サイズの冊子にするのがおすすめです。文字量が多くても、余裕のあるレイアウトで読みやすくできます。 - 携帯性を重視する場合
持ち運びしやすいA5・A6サイズで、必要な情報を簡潔にまとめましょう。ポケットに入るコンパクトなサイズなら、旅先での利用頻度が上がります。
2. 視認性の高いデザイン
旅行中は、立ち止まってじっくり冊子を読む時間が限られています。そのため、パッと見て理解しやすいデザインが求められます。
- 写真やイラストを活用
観光地の魅力が一目で伝わるよう、大きな写真やアイコンを使いましょう。 - 見出しや色の工夫
重要な情報は太字やカラーで強調し、視線が自然に誘導されるようなレイアウトを心がけると、情報が整理しやすくなります。 - フォント選びも重要
可読性の高いフォントを使用し、文字サイズにも注意しましょう。
3. 実用性を高める工夫
旅行者が快適に使えるよう、次のような工夫を取り入れると、さらに実用的なガイドブックになります。
- 地図の見やすさを向上
必ずスケールと、配布場所の位置を記載しておきましょう。また、細切れに分割するのではなく見開きページでなるべく大きく見せるのが見やすさのポイントです。片袖折りのオプションを活用するのもおすすめです。
- QRコードの活用
QRコードでウェブサイトやSNSなどに誘導することで、最新情報(営業時間やイベント情報)にアクセス可能にできます。また、多言語対応の音声ガイドの提供も喜ばれます。
防水・耐久性の強化
野外での使用を考慮し、コート紙を仕様したりPP加工を施すことで、雨や汚れに強い仕様にできます。
コート紙やアート紙は、インクの発色を向上させるコーティング剤が施された紙のことですが、そのコーティング剤は撥水作用もあるので上質紙や書籍用紙に比べると水に強めです。
丈夫ですが、耐水性があるとは言い切れません。雨や水飛沫など本格的に触れる場面が想定される場合は、表紙に薄い透明のビニールを圧着するPP加工を施すのをおすすめします。
まとめ
ガイドブックや観光マップを作成する際は、旅行者の視点に立ち、「持ち歩きやすい」「見やすい」「使いやすい」の3点を意識することが大切です。これらのポイントを押さえたデザイン・仕様にすることで、旅の満足度を高める役立つツールになります。
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