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オフセット印刷 綺麗な印刷の理由や特徴・オンデマンド印刷との価格比較

本年度の卒業アルバムのご依頼について、予定する冊数を超えましたので停止しています。
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。

オフセット印刷とは?

オフセット印刷は、PS版(pre-sensitized plate)と呼ばれる薄いアルミ板を「版」にして、液状のインクで刷る印刷方式です。今では最もスタンダードな印刷方式で、書店に並んでいる書籍の大半はオフセット印刷で印刷されています。CMYKのカラー印刷か、モノクロ一色(K)のどちらかを指定できます。

オフセット印刷とは

綺麗で上品なカラーの表現が特徴

オフセット印刷は、ごく薄い版とゴム製の柔らかいブラケットを用いて余計な摩擦を極力抑えて印刷するので、繊細な表現が特徴です。細い線、小さい点、グラデーション、淡い色などが綺麗に表現できます。

綺麗で上品なカラーの表現が特徴

カラーの精細な再現性を求める画集や写真集、作品集など美術系の冊子は、少部数で割高になってもオフセット印刷を選択するケースがあります。また、会社案内やパンフレットで、商品の色味やデザインを正確に表現したい冊子もオフセット印刷で制作されています。

大量に刷っても色が変わらない

オフセット印刷のメリットは、大部数を精細で安定した品質で印刷できることです。オフセット印刷は版画のように「版」を作って紙に転写していくので、版が変わらない限り、何百、何千部と刷っても印刷品質が安定しています。

オンデマンド印刷との画質の違い

イシダ印刷では、オンデマンド印刷とオフセット印刷の両方を扱っています。

仕上がりは非常に似ているのですが、実は全く違う仕組みの印刷方法です。オンデマンド印刷は版を使わずにデジタルデータから直接トナーで印刷されます。レーザーコピーの高品質版だと捉えてください。

オフセット印刷とオンデマンド印刷の技術的な違いについて、下記の記事も併せてご覧ください。

オフセット印刷、オンデマンド印刷の違いと使い分け方

オンデマンド印刷の画質も十分綺麗ですが、より繊細で安定感があるのはオフセット印刷です。

オフセット印刷に比べると、オンデマンド印刷はグラデーションが滑らかに再現されなかったり、鉛筆画などの繊細な描写、細かな線が少々潰れてしまうことがあります。

オンデマンド印刷の品質

また、赤や青などの濃い色ベタ、色の濃い写真のテカりが気になる場合があるのもオンデマンド印刷の特性です。オンデマンドよりオフセットの方がインクの安定性が高く、解像度も高いので、細かい描写も鮮明で上品に仕上がります。

逆に、スミ文字やグラフなどが中心の論文集、句集、小説などは、品質のためにわざわざオフセットを選ぶ必要はありません。

オフセットのカラー印刷を安く刷るには?

オフセット印刷は1部からでも注文できますが、少部数だと割高です。オフセット印刷は刷る枚数が1枚でも1000枚でも版を一つ作るので、製版コストが同じだけかかるのです。

つまりオフセット印刷をお得に刷るポイントは、大量部数の印刷を一気に注文することです。

オンデマンド印刷は版を使わないので、少部数でも安価に刷れる印刷方式ですが、大量部数になるとオフセット印刷の方が安価になって、価格が逆転します。

印刷価格は仕様や納期、キャンペーンによって変動しますが、イシダ印刷の冊子印刷では概ね150部未満はオンデマンドの方が安く、200部以上だとオフセット印刷の方が安くなります。この価格設定は印刷会社によって違っています。

A4の無線綴じ冊子(60ページ)のオンデマンド印刷とオフセット印刷の価格を比較

次のような仕様で比較してみます。

  • サイズ  : A4
  • 部数   : 200部
  • 本文ページ数 : 60ページ
  • 製本方法 : 無線綴じ
  • 表紙   : 色上質紙最厚口/モノクロ
  • 本文   : 上質紙70K/モノクロ
  • 納期   : 超ゆったりコース(10営業日)
  • PDF入稿(通常価格から10%OFF!)

※2022年3月2日現在(通常価格、10%割引のPDF入稿、超ゆったりコース(10営業日))

オンデマンド印刷 57,471円  一冊あたり287.4円
オフセット印刷 40,883円  一冊あたり204.4円

1部と300部を比較してみる

オフセット印刷は1部から印刷できますが、大部数との印刷価格を比べて、どれくらい単価に差があるか見てみましょう。

例えば下記のような、冊子印刷での比較では・・・

  • サイズ  : A4
  • ページ数 : 50ページ
  • 製本方法 : 無線綴じ
  • 表紙   : コート135K/カラー
  • 本文   : 上質紙70K/モノクロ
1冊あたりの印刷価格の比較 1部 300部
オフセット印刷 23,870円 162.9円
オンデマンド印刷 3,138円 255.4円

※2022年3月2日現在(通常価格、10%割引のPDF入稿、超ゆったりコース(10営業日))

求められる印刷品質と予算とのバランスになりますが、 印刷方式のコストも重要なポイントになることをお伝えできたかと思います。

オンデマンドとオフセット、冊子の印刷価格を一発比較!

イシダ印刷の冊子印刷はオフセットとオンデマンドの両方を取り扱っています。
(オフセット印刷はモノクロ本文対応)

3分でわかる!かんたん無料自動お見積もり&ご注文では、用紙やページ数、製本方法などの印刷仕様を選ぶと、オンデマンド印刷とオフセット印刷の印刷価格を自動で同時に表示します。

今回比較した印刷仕様以外の用紙や部数、サイズ、オプション加工などを選んだ印刷価格は3分でわかる!かんたん無料自動お見積もり&ご注文でチェックできます。
ぜひお試しください。

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無線綴じ冊子

書籍・テキスト・報告書などページ数が多い冊子に最適です。800ページの製本まで対応しております。

  中綴じ冊子

中綴じ冊子

取扱説明書・報告書・パンフレットなどページの少ない見開き状態で使うものによく用いられています。

  平綴じ冊子

平綴じ冊子

ページ数が少ない企画書・社内資料やアンケートなどの配布資料など簡易的に用いる資料にオススメです。

  リング製本

リング製本

リング製本は綴じ側にパンチで穴を開けて、ワイヤーリングで背部分を綴じる製本方法です。

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