オンデマンド印刷とは? 必要に応じて「1冊から」でも対応します!
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
イシダ印刷の御見積フォームを開いていただいくと、一番上には、まず「印刷方法」を2つのうちから選ぶ項目があります。そのうちのひとつ、「オフセット印刷」について以前にここで書きました。今回は選択肢のもう一方である「オンデマンド印刷」について書いてみたいと思います。
この「オンデマンド」という言葉。英語では「On Demand」と書きます。「Demand」というのは「~要求する」「~必要とする」という意味。その前に「On」がついて「要求に応じて」「必要に応じて」という意味になります。
「オンデマンド」という言葉は印刷技術や方法など、仕組みを表す言葉ではなく、概念を表す言葉です。
つまり「オンデマンド印刷」とは、「要求に応じて印刷サービスを提供する方式」ということになります。
大量部数を発注する時には「オフセット印刷」が最適だ、と前回書きました。
では、「オンデマンド印刷」は? といいますと、その言葉通り「要求に応じた枚数」を必要な分だけ印刷するのに向いているということです。
つまり小部数にも対応できるのです。
▼オンデマンド印刷とオフセット印刷の工程の違い
まだまだ進化し続ける可能性を秘めた未来の印刷技術
「オンデマンド印刷」の歴史は十数年、とまだまだ浅いものです。印刷にまつわる膨大な歴史の中にあっては、産声をあげたばかりの赤ん坊みたいな存在です。だからこそ、今後も大きく改良が進められていくことでしょう。
パソコンが一般的に使われるようになるととともに普及してきた「オンデマンド印刷機」。その特徴として「版」を使わない印刷であることがあげられます。いわゆる「無版印刷」と呼ばれていて、「版」の代わりにパソコン等でつくった「データ」を使用します。
パソコンでつくったデータは手軽に扱えるため、これほどまでに普及、支持されるようになりました。
印刷の世界もデジタル化が急速に進んだ結果が生んだ技術といえます。
「オンデマンド印刷機」は簡単にいうと皆さまも見たことがある大型のプリンターのようなものです。インクではなく、トナーを使うところも同じです。ただし、印刷会社が扱うものは高性能、高機能ですので、家庭用なプリンターとはまったく違うものではあります。
まだまだ進化の真っ最中である「オンデマンド印刷」。これから形も技術もどんどん変わっていくことでしょう。まさに皆さまは「オンデマンド印刷」の歴史の渦中にいるといっても過言ではありません。
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