イベントで机に並べる同人誌には帯をつけよう
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
一冊でも多く手に取ってもらうために学生の長期休みに当たる時期は、同人誌即売会が多く開催される時期です。
有名なコミケ(コミックマーケット)も毎年、夏と年末に開催されています。
イベントでスペースを取ったサークルは、できるだけ多くの来場者に自分の作品を見てもらいたいと思うものです。
しかし大手サークルならともかく、そうでない場合は素通りされてしまうことも多いですよね。
愛情を込めて作った同人誌を来場者に手に取ってもらうためには、どうするのが効果的なのでしょうか。
帯があることで本の内容が伝わりやすい
漫画やカラーイラストはそれだけで人目を引きます。
表紙が華やかな同人誌であれば、普通に置いておくだけでも目立つでしょう。
しかし小説誌などは、表紙にタイトルの文字が印刷されているだけの場合があり、内容がわかりにくいです。
こういう時は、印刷所から届いた同人誌に自分で帯をつけてしまいましょう。
普通に書店で販売されている文庫本などは、帯がついているものがたくさんあります。
小説が映画化やドラマ化などされる時は、必ずと言っていいほど原作本にはそういったお知らせが書かれていますよね。
「何か面白いものが読みたい」と思って本を探しに来ている人は、タイトルよりも作家名よりも、帯に書かれている情報を読んで、買うか買わないか判断していると言っても良いでしょう。
同人誌も同じです。小説や評論などはもちろん、漫画であっても、ちょっとした帯をつけてみてはいかがでしょうか。
会場内を歩きながら各スペースをチェックしている人なら、かなりの確率で帯を見るはずです。
自分で帯を作ってみよう
自分で作る場合は、画材屋で色画用紙を買ったり、インクジェットプリンタ用紙に印刷したりする方法があります。
ただし、帯というのは完成した本を外側からくるむものですから、左右の幅がかなり長くなってしまうはずです。
例えばB5判の同人誌は左右182ミリ。表紙と背表紙の分に本の背幅の分が追加され、さらに折り返しの部分が必要になります。
折り返しを50ミリぐらい取るとすると、全体で464ミリプラス背幅という長さです。
一枚の紙でこれを作ろうと思ったら、かなり大きなサイズの紙が必要となってしまいます。
その場合は表紙にかける部分と裏表紙にかける部分をバラバラに印刷し、糊やテープできれいに繋ぎ合わせると良いでしょう。
ネットで探せば、テンプレートを配布しているサイトもあります。
あるいは同人誌を発注している印刷所に相談してみるという手もあります。
ぜひ、ひと手間かけて来場者にアピールできる同人誌をスペースに並べてくださいね。
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