アート紙でカラー印刷 コート紙とのクオリティの違い
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
フルカラー印刷に適した用紙として、「コート紙」と「アート紙」をおすすめしています。「アート紙」は「アートポスト紙」とも呼ばれます。
どちらもインクの発色を向上させるコーティング剤が塗布されていて、濃い色や鮮やかな色がデータに忠実に再現されます。コーティング剤が塗布されていない上質紙でもカラー印刷は綺麗にできますが、「コート紙」「アート紙」と比較すると、色がくすんでやや薄い印象です。写真のクオリティやインパクトのあるデザインにこだわる方は「コート紙」および「アート紙」を選びましょう。
「アート紙」と「コート紙」の違い
アート紙とコート紙の違いは、表面に塗布されたコーティング剤の量の違いです。
コート紙の塗布量は20g/㎡程度で、アート紙は概ね40g/㎡程度です。
塗布量が多い方が発色が良く、質感がよりツヤツヤしています。紙全体にニスを塗ったような質感です。
発色の違いは、鮮やかな色や濃い色を印刷する時に顕著に出ます。黄緑、真っ赤、原色のピンクや水色などは用紙のポテンシャルによって大きく作用されます。派手な色を使ったデザインを印刷したい時は紙にこだわりましょう。
逆に、モノクロに近い色合いや淡い色合いだと、さほど違いは感じないかもしれません。
「アート紙」の使い道
主に表紙に使われる紙で、厚手の用紙のラインナップが豊富です。
イシダ印刷では「表紙用紙」としてアートポスト紙の160K、180K、200K、220Kが選択できます。
名刺やポストカードにしてもおかしくないしっかりした厚みです。
写真集や画集、記念誌、小説など、丈夫で高級感のある表紙を刷りたい、という方はアート紙を検討するといいでしょう。
「アート紙」のデメリット
光沢が強すぎると派手になりすぎる、と感じる方もいます。そういう場合はマットポスト紙も検討すると良いでしょう。
また、表面の平滑度がかなり高いのでポールペンなどの書き込みにも適していません。
厚くて丈夫で高級感がある分、コストもやや高くなります。
ただし、アート紙が活躍するのは表紙なので、本文ほどは枚数を使わないためあまり予算を圧迫しません。予算に応じてコート紙と使い分けましょう。
アート紙 採用時の価格例
- A4 縦 無線綴じ60P
- 本文 コート90Kカラー
- 表紙 アートポスト160Kカラー
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
コート紙 採用時の価格例
- A4 縦 無線綴じ60P
- 本文 コート90Kカラー
- 表紙 コート135Kカラー
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
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