くるみ製本とは？

「くるみ製本」とは、本文を表紙用紙でくるんで背の部分を特殊な糊（ホットメルト）で圧着する製本方法です。
背表紙のある直方体の冊子に仕上がります。「無線綴じ」と同じ製本方法を意味します。

 

くるみ製本は、糸や金具などを使わずに糊だけで綴じるシンプルな製本です。
背表紙があり、すっきりとした直方体の冊子に仕上がります。中綴じやリング製本と違って数百ページの分厚い本も製本でき、ページ数の多い冊子はくるみ製本（無線綴じ）が主な製本方法となります。
イシダ印刷のくるみ製本（無線綴じ）は4～800ページに対応しています。

• 安価
• 数ページ～大量ページを綴じられる
• 丈夫でページがばらばらにならない
• 本格的でシンプルな外観

イシダ印刷の無線綴じ冊子印刷（くるみ製本） 仕様、納期、価格例

 

くるみ製本と無線綴じとの違い

「くるみ製本」「無線綴じ」は同じものと覚えておきましょう。

印刷製本業界は似たような意味を持つ用語が多々あり、同じ製本方法も様々な言い方があります。

 

くるみ製本、無線綴じは、より広い意味で「並製本」と呼ばれることもあります。印刷会社に発注をする際は「くるみ製本」でももちろん通じますが、ネット印刷のお見積もりフォームや商品名には「無線綴じ」が使われていることが多いです。

イシダ印刷のお見積もり＆ご注文でも「無線綴じ」と記載されています。

 

くるみ製本を用いた本の印刷製本費用

くるみ製本は、読み物から画集や漫画など、幅広い用途に適した製本方法です。
書店に並んでいる雑誌、漫画、文庫本、ムック、教科書、テキスト、実用書など様々な冊子がくるみ製本で作られています。

くるみ製本に使う糊、ホットメルトは強力で薄い紙も厚手の紙もしっかり綴じることができます。イシダ印刷のお見積もり＆ご注文でも、本文用紙にさまざまな種類の紙をお選びいただけます。

取り扱い用紙一覧

 

A4サイズくるみ製本の印刷製本費

表紙、本文ともにモノクロで印刷したくるみ製本です。
論文集や資料集、文集、会報などにおすすめの仕様です

• くるみ製本（無線綴じ）
• A4 タテ
• 100ページ
• 本文　モノクロ　上質紙70K
• 表紙　モノクロ　色上質最厚口
• オフセット印刷
• PDF入稿（10％OFF！）

読み物に最適な紙の中で、最も安価でポピュラーな上質紙を本文用紙に選んでいます。
白くてさらさらしたプレーンな用紙で、筆記性に優れます。

論文集や資料集は、ほぼ上質紙×モノクロ印刷×くるみ製本で作られているといって良いでしょう。

 

A6サイズくるみ製本の印刷製本費

文庫本サイズのくるみ製本です。
表紙はカラー印刷で本文はモノクロ印刷のくるみ製本は、A6サイズなら小説やビジネス書、実用書の自費出版、ガイドブックなどにおすすめです。

• くるみ製本（無線綴じ）
• A6 タテ
• 160ページ
• 本文　モノクロ　書籍用紙72.5K
• 表紙　カラー　マットコート135K
• オフセット印刷
• PDF入稿（10％OFF！）

小説やビジネス書など文章が中心の本には、真っ白な上質紙よりクリームがかった書籍用紙がおすすめです。
地色をクリームにすることで黒文字とのコントラストを和らげ、目に優しく、長時間の読書に向いています。高級感があり、めくりやすく、裏に印刷が透けにくいのも特徴です。

 

A4サイズフルカラーくるみ製本の印刷製本費

表紙、本文ともにカラー印刷のくるみ製本です。
ビジュアル重視の画集、イラスト集、写真集、カタログ、会社案内は発色の良い紙と組み合わせた仕様がおすすめです。

• くるみ製本（無線綴じ）
• A4 タテ
• 60ページ
• 本文　カラー　マットコート90K
• 表紙　カラー　マットコート160K
• オンデマンド印刷
• PDF入稿（10％OFF！）

フルカラー冊子には発色の良好なコート紙（ツヤあり）、マットコート紙（ツヤけし）など「塗工紙」を使った印刷製本が多く選ばれてます。
オンデマンド印刷は1冊から少部数をリーズナブルに印刷でき、カラーの発色もきれいに仕上げることができます。

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「こんな本にはどんな用紙がいい？」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は

電話連絡先：06-6753-9955 / 法人専用窓口：0120-264-233
（平日10：00～18：00）

またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。

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