ネット印刷で本や冊子の印刷製本を注文すると、もれなく必要な「データ作成」と「データ入稿」。
Adobe IllustratorやPhotoshop、InDesignで入稿データを作られることが多いですが、イシダ印刷ではWindows版のMicrosoft Word、Excel、PowerPointのデータ入稿も受け付けております。
データ入稿時のファイル形式

 
今回は冊子の原稿データ作成によく使われるソフト、Wordの無料テンプレートを使ったデータ作成方法と、印刷価格の一例をご紹介します。

1冊まるごと！選べる設定いろいろ、Wordの無料テンプレート

イシダ印刷では文字が中心の冊子に適した、1冊まるごと作成できる無料のWordテンプレートをダウンロードできます。
初期設定から目次、本文、奥付まで、冊子データの基本が設定済みのテンプレートは、操作の時間を短縮し、原稿に集中できるおすすめのツールです。

 
入稿データを作るために専門性の高いデザインソフトを使う必要はなく、普段お使いのWordからデータを作成、そのまま入稿できます。
PDFに変換すれば、さらに簡単に安全に入稿＆安く注文できます。（詳しくは記事の後半に）

 

Wordテンプレートの特徴

・　A4、A5、B5の3サイズ

・　縦書き、横書きを選べる

・　一段組、二段組を選べる

・　標準的なサイズを複数設定したフォント

・　読みやすい大きさ、行間、余白に調整された本文

・　改行や改ページの位置を調整しながら書ける

・　小見出し設定済み

・　ルビ（振り仮名）の設定のあり、なし

・　目次、奥付ページを標準設定

使いたいテンプレートを決めておいて、最初からテンプレートを使って原稿を書き始めるのもいいでしょう。

また、文字サイズやセクション区切り、改ページなど、段落によって細かく設定してありますので、一気に全文流し込むのではなく、タイトルはタイトル、本文は本文、という風に細かくコピー&ペーストしていきます。

 

テンプレートを使った、冊子データの詳しい作成方法（基本操作）

1.　Word入力時の前提知識・注意事項
2.　テンプレートを開く
3.　前付
4.　本文（段落スタイル・文字の修飾・ルビを振る・特殊文字の入力）
5.　本文（画像（写真・イラスト）の配置）
6.　奥付
7.　入力した文書を印刷する

 

テンプレートに適した冊子のジャンル

本文がモノクロのテキストを中心とした冊子ならビジネス、クリエイティブ、プライベートを問わず活用できる、汎用性の高いWordテンプレートです。

・　論文、教科書、テスト問題、小説、詩集、追悼集
目次や奥付のテンプレートページがあり、原稿をコピー&ペーストすればOKです。

 

・　古文、漢文、現代文のテキストやテスト問題
ルビ対応のテンプレートを選べば、振り仮名の入力もかんたんです。

 

・　学習塾や講習会のテキストやテスト問題、取扱説明書
教材やビジネス向けの小さな冊子にもおすすめです。

 

・　自分史、同人誌
シンプルで必要な設定が揃ったテンプレートで原稿執筆に集中できます。

10％OFF＆トラブル対策　PDF形式で保存して入稿！

Wordの.docという拡張子で原稿データを保存すると、OSやWordのバージョン、ダウンロードされているフォントの違いによって、文字やレイアウトが崩れてしまうことがあります。

 
イシダ印刷のWord無料テンプレートをそのまま使って入稿した場合も、文字切れの位置などが変わる可能性があるので、PDF形式で保存して安全に入稿しましょう。

Wordのメニューから、別名保存でPDFを選択するだけで、PDF変換は完了です。
PDF入稿ガイド
PDFで入稿すれば安くなる！PDF割引で印刷価格はいくらになる？Word→PDF変換方法

 
PDFは、WndowsやMac、スマートフォンなど、どんな端末でレイアウトやフォントが変わらずきれいに見られ、表示されたままをプリントできるファイル形式です。
容量も軽いので、印刷用の入稿データとしてだけではなく、メール送信の添付ファイル、ウェブ掲載など様々な用途に適したファイル形式です。

 
イシダ印刷には、PDF入稿割引があり、とてもお得です。
Wordで原稿を作成したデータをPDF形式で入稿すれば、10%割引が適用されます。

ご注文時に、入稿データ形式「PDF形式」を選択し、PDF変換されたデータをWEB入稿すればOKです！

写真やイラストを配置した冊子も、テンプレートで作成できる

イシダ印刷のWord無料テンプレートは、文字を中心とした冊子を想定したテンプレートですが、写真やイラストを配置したレイアウトも可能です。

 
テキストに図表を挿入したり、写真やグラフを挿入したりするだけではなく、ページの空きスペースにちょっとしたイラストや写真を配置すると、飽きのこない楽しい冊子になります。

テンプレートに画像を配置する方法を画像（写真・イラスト）の配置で解説しています。

 

Wordの画像配置は解像度に注意！

写真やイラストの画像（JPEGなど）と配置している場合は、「PDFファイルの解像度」に気をつけましょう。

PDFに書き出した後（保存した後）は、PDFを拡大表示して解像度に問題がないか見てみましょう。
パソコンやスマートフォンの画面の解像度は72～140dpiですが、印刷に必要な解像度は300dpiなので、200～400％ほど拡大して見た方が良いです。

 

元画像より大幅にボケたり荒れたりしている場合は

Wordのバージョンによって操作が違うのですが、環境設定やファイルのオプションなどで、配置画像が自動的に縮小されないように「高品質」や「元の品質を使用する」などをチェックしましょう。

Microsoftの画像の圧縮を無効にするで、高画質の画像に保つ操作方法を解説しています。

激安！モノクロ冊子の印刷価格をシミュレーション　小ロット＆中ロット

今回ご紹介した、Wordの無料テンプレートは、教材やマニュアルなどモノクロ（白黒）の冊子のデータ作成を主な用途としています。

イシダ印刷の印刷製本は、モノクロ印刷が主力サービス。価格が二度見するほど激安です。
例えば、次のような最もシンプルな仕様にすれば、超絶リーズナブルな価格で冊子を印刷製本できます。

 

● サイズ：B5タテ

● 綴じ方：中綴じ（針金綴じ）

● 表紙：上質紙70K／モノクロ（白黒）、片面印刷

● 本文：上質紙70K／モノクロ（白黒）

● 入稿データ形式：PDF入稿（10％OFF）

 

【 激安仕様のモノクロ冊子　10％割引のPDF入稿＆オンデマンド印刷　小ロット価格の一例 】

 
さらに！
同じ仕様で100部以上は、オフセット印刷を選べば三度見する安さです。

 

【 激安仕様のモノクロ冊子　10％割引のPDF入稿＆オフセット印刷　中ロット価格の一例 】

B5モノクロ冊子 32ページ　500冊

オフセット印刷

33,117 円（税込）

一冊あたり 約66円

※納期は超ゆったりコース (10営業日)（2019年6月現在）

シンプルな仕様で、32ページ、500冊の場合、1冊あたり約66円でモノクロ冊子を作ることができます。

 
激安とはいえ、品質に抜かりはありません。
受注から出荷まで効率的な自社一貫生産と、書籍・冊子に適した設備で「安く、美しく」仕上げてお届けいたします。

 
ご紹介した仕様以外でも、イシダ印刷のモノクロ印刷は基本的に、業界水準ではない独自価格で設定した低価格です。
ぜひ、Word無料テンプレートを使ってお手軽に原稿データを作成し、リーズナブルでクオリティの高い冊子制作にお役立てください。

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「こんな本にはどんな用紙がいい？」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は

電話連絡先：06-6753-9955 / 法人専用窓口：0120-264-233
（平日10：00～18：00）

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