【研修資料・プレゼン資料】資料印刷の印刷価格3パターン、今より安い?
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
ページ数が多く、部数も多い資料はネット印刷、印刷会社に頼んでしまった方が楽で、綺麗に、安く完成できる例として、資料印刷におすすめの仕様で印刷価格を調べてみました。今の印刷業務のコストと比べて、どちらが安いかチェックしてみてください。
前回記事:PowerPointで作る研修資料 基本の「き」ソフトは?どうやって完成させる?
目次
資料印刷を印刷会社に外注するメリット
コストのかさみがちな社内印刷
何十部、何百部もの資料をコピー機で印刷、綴じ製本する作業は、意外にコストがかかります。インク代と用紙代の他にも、印刷業務にかかる人件費、作業に拘束される時間、コピー機を長時間占有してしまうなど、生産性に関わるコストも考えると、社内での資料印刷は目に見えないランニングコストをかかえています。
手作業の綴じ製本が大変
特に大変な作業が綴じ製本ではないでしょうか。
社内研修資料やプレゼン資料は、コピー機でA4サイズにプリントし、ホチキスで留める綴じ方が主流です。
綴じ製本する作業は、ホチキスで留めるシンプルな方法だとしても、まっすぐに揃えたり、留める位置を合わせたり、綺麗に仕上げようと思うとなかなか大変です。印刷業務でもっとも人手と時間もかかる作業でしょう。
ページ抜けや、印刷汚れがないかのチェックも欠かせません。
資料印刷をネット印刷に外注して、社内リソースを有効活用する
人的にもコストのかさむ社内での資料印刷は、ネット印刷に外注すれば大幅にコストを抑えられる可能性があります。ネット印刷で資料印刷を外注して、コスト削減できる理由は主に次の5点です。
- WEBサイトで直接見積もりができる → 価格と納期がわかり、予算やスケジュールを立てやすい
- 発注とデータ入稿が同時に完了できる → あとは納品を待つだけ
- 必要な時に、必要な部数を印刷できる → 無駄なく在庫管理ができる
- 社内印刷の全体コストに比べ、安価に発注できる → 部数が多いほど安くなる
- 印刷会社で印刷製本された高品質な仕上がり
なにより、作業コストがなくなり、社内のリソースが有効に活用され、生産性の高い業務へと転換することができることが最大のメリットでしょう。
もう一点。
一般的なコピー機だと、ページの周囲に余白がついてしまいますが、印刷会社で印刷すれば断ち切りのデザインが美しく印刷されます。
資料におすすめの印刷仕様
用紙
印刷費が最も安くなる用紙は、コピー用紙とほぼ同じ質感の上質紙です。上質紙はさらさらしたプレーンな質感の白色紙で、どんな内容の冊子にも合います。ペンや鉛筆での書き込みにも適しているので研修資料にもぴったりです。
資料のイメージに合わせた質感や色などがなければ、上質紙を選ぶといいでしょう。同じ上質紙を使った印刷でもコピー機と異なる、精細で安定した美しい発色や再現性は印刷会社ならではの品質といえます。
製本方法
ページ数が少ない資料印刷には「中綴じ」か「平綴じ」
40ページくらいまで資料印刷の製本方法は中綴じか平綴じにして、本文と表紙ともに上質紙70Kを選ぶといいでしょう。(Kは紙の重さ=厚みを表します)
中綴じ、平綴じはリーズナブルな製本方法で、短い納期で納品できる印刷会社が多く、資料印刷によく選ばれています。
中綴じは、二つ折りにした真ん中をホチキス(針金)で留める製本で、見開きが180度開くことができ、軽量な冊子ができあがります。入稿データの本文ページ数は4の倍数で作成します。
平綴じは、紙の端から5mm程度のところを針金で留める簡易的な製本方法です。入稿データの本文ページ数は偶数で作成します。ページ数の少ない社内資料・企画資料は平綴じで仕上げることが多いでしょう。
ページ数が多い資料印刷には「無線綴じ」
ページ数の多い冊子は、無線綴じがおすすめです。
無線綴じは、本文の束を表紙用紙でくるんで、背を特殊な製本用の糊で固める製本方法です。しっかりとした直方体の本になり、背表紙があります。
数十、数百になるページ数が多い冊子を、針金で留めると製本の強度が下がり、扱いにくい冊子になってしまいます。多ページになる冊子、本格的な雰囲気を持たせたい冊子は「無線綴じ」で製本します。
入稿データの本文ページ数は偶数で作成します。
無線綴じでつくる資料の表紙に選ぶ用紙には、本文用紙(上質紙70K)より少し厚い、上質紙の90Kや110Kを使うと、冊子全体のバランスが良く、耐久性のある丈夫な冊子になります。
少部数ならオンデマンド印刷、大部数ならオフセット印刷
印刷方法にはオンデマンド印刷とオフセット印刷があります。
150部未満の注文ならオンデマンド印刷の1冊単価が安いです。
1冊からリーズナブルな価格で、きれいな印刷ができるオンデマンド印刷は少部数印刷に最適です。
印刷品質はオフセットに見劣りせず、細かい線の表現、鮮やかな発色が特徴です。文字はくっきりと読みやすく、図や写真は鮮やかにきれいに仕上がります。
150部以上の資料印刷はオフセット印刷の方が1冊単価が安くなります。
コストパフォーマンスが良く、大部数でも安定した美しい印刷品質は商業印刷全般で採用されるレベルです。
※オンデマンド印刷とオフセット印刷の印刷料金が安くなる部数は、印刷会社によって異なります。150部はイシダ印刷の場合です。
資料印刷の印刷価格 3パターン
それでは、資料印刷の印刷価格を製本方法別に3パターン調べてみました。どのパターンもA4サイズで、上質紙を選んでいます。
※2020年3月現在の価格(通常価格、10%割引のPDF入稿、超ゆったりコース10営業日)
平綴じのモノクロ資料印刷 印刷価格は?
社内研修資料などをモノクロ印刷の平綴じで注文した場合、50部24ページなら6,747円(税込、送料無料)、1冊あたり約135円で印刷製本できます。
図や写真をカラーで見せる必要がない資料は、全ページモノクロで作ると最も印刷価格が安くなります。モノクロでも、印刷会社のオンデマンド印刷なら、文字はくっきりと読みやすく、グレーや黒のベタはむらがなく美しく印刷されます。
- サイズ : A4
- 製本方法 : 平綴じ
- 表紙 : 上質紙70K/モノクロ
- 本文 : 上質紙70K/モノクロ
- 印刷方法 : オンデマンド印刷
中綴じのフルカラー資料印刷 印刷価格は?
フルカラーのプレゼン資料を中綴じ製本で作る場合、17,224円(税込、送料無料)、1冊あたり約344円です。
横向きに綴じたいプレゼン資料や決算報告書は、A5横、B6横の指定で横長タイプの冊子ができます。
- サイズ : A4
- 製本方法 : 中綴じ
- 表紙 : 上質紙70K/カラー
- 本文 : 上質紙70K/カラー
- 印刷方法 : オンデマンド印刷
無線綴じの表紙カラー資料印刷 印刷価格は?
ページ数の多い、社内研修資料やプレゼン資料を想定した無線綴じ冊子の印刷価格はいくらになるでしょうか?12,890
無線綴じ冊子に多く選ばれている、表紙はカラー印刷、本文はモノクロ印刷にした仕様で印刷価格を調べました。例えば50部60ページなら、12,890円(税込、送料無料)、1冊あたり約258円で印刷製本できます。
- サイズ : A4
- 製本方法 : 無線綴じ
- 表紙 : 上質紙110K/カラー
- 本文 : 上質紙70K/カラー
- 印刷方法 : オンデマンド印刷
お得な印刷方法やワンランク上の用紙
本文のカラー・モノクロ混在印刷
イシダ印刷では「本文のカラー・モノクロ混在印刷」を指定できます。
カラー料金はカラーページだけに適用され、安価なモノクロ印刷と併用した、とてもリーズナブルな印刷費になります。一部だけカラーにしてメリハリのある冊子をコストを抑えて作ることができます。
参考記事:本文のカラー、モノクロ混在印刷で損していませんか?半額以下も可能!イシダ印刷の独自価格
表紙にコート紙を使う
資料印刷の表紙には、本文と合わせて上質紙の70K、90Kや110Kがポピュラーですが、プレゼン資料など見栄えをよくしたい冊子の表紙に、少し予算を足してコート紙を使うと、カラー印刷が鮮やかに印刷されて高級感のある冊子に仕上がります。
意外に安く資料印刷が外注できると思われた担当者様は、ぜひ、ネット印刷の活用をご検討ください。
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