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重版と増刷

本年度の卒業アルバムのご依頼について、予定する冊数を超えましたので停止しています。
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。

重版と増刷

重版と、増刷の違い

増刷とは

以前印刷した本・冊子を、同じ内容、同じ仕様で再び印刷製本することを増刷といいます。

「再刷」「増し刷」など、様々な言い方があります。

重版とは

もう一つ似た言葉に、重版がありますが、こちらは初めて刷った本・冊子から加筆・修正などして内容を改め、製版フィルムを新しく作り直すことを指します。

増刷と重版の表記方法

増刷の場合

出版社が本を売り出す時に、一番最初に刷る分が「初版第一刷」です。
本によっては逐一刷数を記載しないこともあります。
初版第一刷が売り切れると増刷され、印刷にかけられた回数だけ「第二刷」「第三刷」と数字が増えます。

 
売れ行きに対して印刷数が足りてないと、刷数が多くなっていきます。

重版の場合

「版数」は、内容を変更、修正して「版」を作り直した時に数字が加算されます。

 
例えば、本の奥付に、

 

第5版第3刷発行

とあれば、初版が発行されてから版が5回変更され、その第5版を使って3回目に増刷された本、となります。

重版にはコストがかかる

オフセット印刷で本・冊子を作る場合、紙やインク、製本作業の他に「製版」にコストがかかります。
製版とは、印刷用の版面をつくる工程のことです。

 
版画の「版」と同じで、1枚の版から何百枚、何千枚と刷れるので、大量に印刷すればするほど1冊あたりの製版コストが低くなります。

 
版を変えずに増刷する場合は、同じ版と使えるので紙やインク、製本代のみのコストで済みます。
しかし、文字や絵を一部でも修正すると、重版となり、版を再作成しなくてはいけないので再び製版代がかかります。

 
版を修正して再印刷する場合、重版の部数が少ないと1冊あたりのコストが初版の時よりも高くなることがあるので、印刷所とよく相談して内容と部数を決めましょう。

重版と増刷、言葉の使い分け 同じ意味で使っている?

重版は製版に関わる言葉なので、本来はオフセット印刷の場合にしか使いません。
オンデマンド印刷はデータから直接プリントするので製版作業がなく、版の修正という行程がないのです。
コストも初版、再版、増刷、すべて同じです。

 
しかし、版を変えずに増刷する場合や、オンデマンド印刷で再印刷する場合に「重版」と言うことがあります。

 
「重版出来(じゅうはんしゅったい)」という言葉が本の売り文句になったり、漫画やドラマのタイトルにもなったりして、「重版決定しました!」とアピールする方がユーザーに通りがよく、増刷より「重版」が使われる傾向にあります。

 
重版と増刷が同じ意味で使われているため、印刷の現場以外では、厳密な使い分けをする必要はないでしょう。

印刷会社に増刷を依頼、注文する

過去に発行、出版した本・冊子の増刷を印刷会社に依頼する場合、どのような手順で進めていけばよいでしょうか。

 
増刷する際、同じ印刷会社で増刷するか、前と違う印刷会社に依頼するかになります。

 
前と違う印刷会社へ依頼する場合は新しい注文として、印刷製本が行われます。
使用していた用紙や装丁が可能か、または変更するのか、サイトで可能な仕様をチェックしたり、問い合わせて相談してみましょう。

同じ印刷会社に依頼、注文する場合は、前回の仕様をそのまま引き継げ、やり取りもスムーズです。
担当者に連絡するか、印刷会社のホームページで過去の注文履歴から再注文、増刷を選びましょう。

 

イシダ印刷でも注文履歴からかんたんに増刷できます

マイページからの増刷のご注文方法をご紹介します。

1.トップページからログインします

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ここをクリックしてログイン画面に進みます。トップページの右上です。

2.ログイン画面でメールアドレスと、パスワードを入力します

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3.マイページの画面です。
一番上の「注文履歴」の「注文履歴一覧を確認/データを入稿する」をクリックします。

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4.ご注文履歴一覧の画面です。
増刷したいご注文欄の「この仕様で再注文する」をクリックします。
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5.お見積りと、ご注文の画面です。

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すでに、増刷する注文内容の仕様が入力されています!

仕様は変更することもできます。
部数や、用紙、オプション加工などすべての項目の変更が可能です。

6.注文完了!データを入稿します。

画面の下にある「ご注文手続きへ」をクリックして、ご注文内容をご確認の上、ご注文を確定します。

ご注文手続きが完了しましたら、マイページよりデータ入稿を行ってください。(入稿は郵送でも受け付けております)
詳しくは「入稿原稿について」のページをご覧ください。

●前回と本・冊子の仕様が同じで、データ内容が異なる場合も上記と同じ方法で増刷できます。
ご注文後、新しいデータをご入稿ください。

●データ内容が前と同じで、仕様を変えたい場合もお見積りご注文ページでご希望の仕様を選び、ご注文手続きを進めてください。


増刷、重版についてのご質問、ご相談は

法人様専用フリーダイヤル:0120-264-233

携帯電話・スマートフォン:06-6753-9955 /

までお気軽にお問い合わせください。
(平日10:00~18:00 土曜日10:00~15:00)

お問合わせフォームからも、ご相談お待ちしております。

印刷製本の専門スタッフがお答えしております。

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リング製本は綴じ側にパンチで穴を開けて、ワイヤーリングで背部分を綴じる製本方法です。

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