記念誌・社史の作り方!後世に残る一冊を作るポイント
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
企業や団体の歴史をまとめ、後世に残す「記念誌」や「社史」。大切な節目に発行されることが多く、単なる記録ではなく、社内外へ伝えるメッセージ性を持つ重要なツールです。しかし、いざ制作しようとすると、どこから手をつければいいのか迷うことも少なくありません。本記事では、記念誌・社史作りの第一歩として、企画と構成のポイントを解説します。
目的を明確にする
記念誌や社史は、単なる歴史の記録ではなく、目的によって内容や構成が大きく変わります。例えば、社員や関係者への感謝を伝え、社内の結束を強めることを目的とするのか、それとも新規顧客や取引先に向けて企業の信頼性を示すものにするのか。目的が定まれば、必要な情報や表現の方向性も自然と決まってきます。また、読み手を意識することも重要です。社員向けであれば親しみやすさを、取引先向けであれば信頼感を重視した内容にするなど、ターゲットに応じた工夫が必要になります。
ストーリー性を持たせた構成を考える
単調な年表のような構成ではなく、ストーリー性を持たせることで、読者の印象に残る記念誌になります。例えば、創業から現在に至るまでの歩みを「挑戦と成長の物語」として描けば、会社の理念や価値観がより伝わりやすくなります。また、エピソードごとにテーマを設けることで、読みやすさも向上します。創業の苦労、転機となった出来事、社員の努力が実を結んだ瞬間など、感情に訴えるエピソードを取り入れることで、より魅力的な内容になります。
原稿作成と編集の進め方
まずは、収集した資料やインタビュー内容をもとに、原稿を作成します。社史や記念誌は長い歴史を扱うため、情報が多くなりがちですが、読みやすさを意識して整理することが大切です。時系列に沿った流れにするのか、テーマ別に分けるのか、構成に一貫性を持たせることで、読者に伝わりやすくなります。また、社内用語や専門用語が多くなりすぎないように注意しましょう。関係者だけでなく、幅広い人に読んでもらうことを意識すると、より分かりやすい記念誌になります。
印刷オプションの知識を入れておくことが大切
原稿が出来上がってから印刷について調べるのではなく、最初からどんな印刷ができるのかを知っておくことで、より魅了的なページ構成を作れます。
ページ数の多い冊子で使うと特に効果的なオプションとして「扉加工」があります。
章が切り替わる箇所に色のついた紙を入れると見栄えがアップし、読みやすくなります。
年表には片袖折りもおすすめです。
オンデマンド印刷の場合は「カラーモノクロ混合印刷」も考慮しておくと、大幅なコストカットになります。
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