A4とA5で異なる!デザインの見え方と工夫点
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
印刷物のサイズによって、デザインの見え方や伝わり方が変わります。冊子でポピュラーなサイズのA4とA5は、わずかなサイズの違いでありながら、用途や効果に大きな差が生まれます。
本記事では、A4とA5サイズの違いを理解し、それぞれに適したデザインの工夫点について解説します。
A4とA5、それぞれの特徴
A4サイズ
- 用途例:会社案内、カタログ、パンフレットなど
- 特徴:広いスペースを活かして、多くの情報を一度に載せることが可能
- メリット:視認性が高く、詳細な情報を伝えるのに適している
- デメリット:大きいため、持ち運びが不便になることも
A5サイズ
- 用途例:小冊子、イベントの配布資料、商品紹介ブックなど
- 特徴:コンパクトで持ち運びやすい
- メリット:簡潔に内容を伝えたり、親しみやすい雰囲気を作るのに効果的
- デメリット:スペースが限られるため、情報量を絞る必要がある
デザインの工夫点
A4サイズの場合は、紙面が広いからといって無闇に情報を詰め込みすぎないように注意しましょう。見出しや余白を効果的に活用することで、読みやすさを向上させます。テキストは2段組や3段組にすることで読みやすくなります。
大きなページサイズを活かし、写真やグラフを大きく配置してインパクトを与えましょう。
商品の魅力やブランドイメージを視覚的に伝えることができます。
A5サイズの場合は、紙面がコンパクトなので余白が少なめでも圧迫感が出にくいです。それでもA4に比べると入れられる情報量は少ないので、「伝えたいポイント」を明確にして、余計な要素を削ぎ落としましょう。
文字サイズは同じくらいが適切
A4もA5も、本文やキャプションの文字サイズは同じくらいが適切です。
大きなサイズから小さなサイズにリサイズする時に文字を等倍で小さくしがちですが、視認性が損なわれるので文字サイズは維持しましょう。
本文は8〜10pt程度、キャプションや注釈は6〜8pt程度が望ましいです。
どんなに小さい文字でも5ptを下回ることは避けましょう。
目を引くデザインにするには?
キャッチコピーやタイトルなど、デザイン的に配置する大きな文字のサイズはA4とA5で大きく変わります。
A4は大きな紙面をフル活用して、ページいっぱいに思い切って大きく配置すると、収まりが良くなります。逆にA5は余白を多めにとった上品な文字サイズが印象よく仕上がります。
A4とA5の違いを理解し、それぞれの特性を活かしたデザインを行うことで、より効果的な印刷物を作成することができます。A4は情報量を活かして詳細に伝える媒体として、A5はコンパクトさと親しみやすさを活かした媒体として、それぞれの用途に応じた工夫を加えましょう。
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