文庫・新書のカバーを売れるデザインにするコツ
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
文庫や新書は、カバーデザインが購入を左右する重要な要素です。読者の興味を引き、手に取られるデザインを作成するためのポイントをご紹介します。
ターゲット層を明確にする
まず、文庫・新書のターゲット読者をしっかりと設定することが重要です。ビジネス書、フィクション、エッセイなどジャンルごとにターゲット層が異なるため、それに合わせたデザインが必要です。例えば、ビジネス書であればシンプルで信頼感を与えるデザイン、フィクションなら感情を揺さぶるような視覚的インパクトが求められます。
実際に書店に行って研究するのもおすすめですし、表紙デザインだけならネット書店で眺めることもできます。
例えばAmazonで「ビジネス書」などと入力すると、ランキングの上位の本がたくさん出てくるので、それを見るだけでも参考になります。また、デザイナーに発注する際も「この本に似た感じで」などと指定すると、意思疎通がスムーズです。
小説で検索すると、以下のようになります。
ビジネス書に比べると明朝体や柔らかな書体の使用が多く、色合いも繊細なのがわかりますね。
視認性の高いタイトルデザイン
タイトルは一目で内容を伝えるものであるため、フォント選びとサイズは慎重に行いましょう。特に、新書や文庫は小さいため、読みやすさとデザイン性の両立が不可欠です。視認性を高めるために、背景とのコントラストを考慮し、余白を適切に配置してバランスを取ることもポイントです。
デザインができたら、一度紙に出力して遠くから眺めてみるのをお勧めします。遠く離れてもタイトルがきちんと読める大きさになっているか、背景に紛れた色になっていないか、確認しましょう。
自分一人だとどうしても見方が偏ってしまうので、第三者に新鮮な目で見てもらって、アドバイスを聞くのもおすすめです。
魅力的なビジュアル要素
書籍の内容を象徴するイメージやイラストを使い、視覚的に読者の興味を引く工夫が求められます。デザイン要素をあまりごちゃごちゃ入れられない大きさなので、写真やイラストなど、キービジュアルで一気に目を引くのが一番の「売れるデザイン」の近道です。
オプション「カバーと帯」を活用
デザインだけでなく、素材の質感も重要な要素です。箔押しや、ファンシーペーパーの使用などもおすすめですが、デザインとの相乗効果が高いのは「カバー/帯」です。
用紙はコート紙135K、PP加工付きでしっかりとした質感に仕上がります。
カバーと一緒に帯も印刷できるのがポイントで、キャッチコピーや推薦文などをレイアウトすればぐっと注目度が上がります。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。