【A5とB6を比較】薄型本棚に入るのはどっち?目で見てわかる本のサイズ
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本のサイズを知りたいけれど「数字ではイメージがわかない」という方のために、目で見てわかる本のサイズ比較の記事です。
薄型本棚に入るのはA5?B6?
A5サイズとB6サイズは本の形(縦横の比率)が同じです。
そのため、どちらのサイズにするべきか悩まれる方も多いのではないでしょうか。
*縦横の比率を「アスペクト比」といい、一般に「横:縦」で表されます。紙のA判、B判のアスペクト比はともにおよそ「1:√2」であることが知られており、白銀比と呼ばれています。
しかし、A5とB6の間には大きな違いがあるのです。
それは、文庫・新書用の薄型本棚に入るか否かという点であり、蔵書にあたっては特に悩ましい問題です。
棚の内寸が高さ200mm程度までのものが多い薄型本棚はB6は収納できますが、A5サイズを収納することができません。
書店でのA5、B6の場所
書店でもA5サイズは一般書籍として扱われ、B6サイズは文庫・新書の棚と同じか、それに近い場所に配架されていることが多く、この両サイズの間には「普通サイズの本=A5」と「携帯サイズの本=B6」という境界が(暗黙的に)存在していると考えられます。
長いあいだ「普通サイズの本(単行本)」でしか読めなかったガブリエル・ガルシア=マルケス『百年の孤独』の日本語訳が、ようやく「携帯サイズの本(文庫)」として出版され、大きな話題となりました。
このように、単行本の廉価版がサイズをかなり小さくした文庫本で出版されるのは日本特有の現象です。
本棚の収納を考えたA5とB6の選び方
蔵書が増えてくると、普通サイズの本と携帯サイズの本はそれぞれ別の本棚を用意しなければならなくなるのですが、このときA5サイズは通常の本棚、B6サイズは薄型の本棚にそれぞれ配架されることになるのです。
以上のことから、A5とB6のどちらのサイズにするべきか悩まれている方には、まず「本の内容はあまり関係ない」としたうえで、次のようにシンプルな基準で考えることをおすすめします。
普通の本棚に収納したい
普通の本棚に収納してほしい |
A5 |
---|---|
薄型の本棚に収納したい
薄型の本棚に収納してほしい |
B6 |
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