無線綴じはメリハリが大事! 扉ページの上手な活用方法
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
無線綴じはシンプルでスッキリとした仕上がりが特徴です。背表紙に糊を使ってページを固定するため、針金やステープルを使用しないことで見た目がきれいで洗練された冊子が作成できます。このため、無線綴じはパンフレットやカタログ、テキスト、書籍など、ページ数が多くプロフェッショナルな印象を与えたい書籍に多く使用されます。
しかしそのシンプルな見た目ゆえに、ページをめくるときのメリハリがやや薄くなりがちで、目当てのページを探すのに苦労することもあります。読者がよりページの切れ目を認識できるようにするには、中扉の挿入が非常に効果的です。
効果的な「扉」ページの挿入箇所
中扉は新しいセクションや章の始まりを明確にする役割を果たします。
中扉を使って製品カテゴリやサービスの異なるセクションを分けることで、情報が整理され、読者が目的の内容に集中しやすくなります。
例えば会社案内の場合、沿革/社長の談話/事業紹介/会社情報、などの最初のページに扉を入れると効果的です。
製品カタログは製品のカテゴリーごとに、教科書は指導項目に従って分けましょう。
どこに扉を入れるべきか考えるだけでも冊子のページ構成がスマートになります。台割を作って視覚的にイメージしながら構成を考えると、より纏まりやすいです。
「扉」ページのデザインのコツ
扉ページは本文とあえて文字の大きさや余白のルールを変えたほうが、目立って視認しやすいです。
真っ白に文字だけでもいいですし、特徴的なデザインを施すこともおすすめです。
ただし、冊子全体を通して扉のデザインは統一した方がいいです。
資料集や教科書ならシンプルに無地にタイトルのみで十分です。
カタログや会社案内、パンフレットならページいっぱいに写真を印刷するのがポピュラーです。
オプション加工「扉」「口絵」活用のすすめ
読者をより迷子にしないためには、本文と違う紙を挿入するのも効果的です。紙の厚みや色が違うと、それがわずかな違いでも小口から見えるので目当てのページが探しやすくなります。また、パラパラ捲った時にも開きやすくなります。
色上質紙を入れたい方はオプション加工の「扉」を、コート紙やマットコート紙を挿入したい方は「口絵」を選びましょう。
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