手帳は手のひらサイズからノートほどの大きさ、長細いものなど様々ですが、よく見かけるのはB6サイズでしょう。

 

B6がどれくらいのサイズ？

B6は128mm×182mmです。文庫本より少し大きい、漫画や小説の単行本としてよく見かけるサイズです。ビジネス書類やチラシのサイズとして一般的なA4サイズは210mm×297mmより、ふたまわりほど小さいです。

 

B6サイズの使いやすさ

 

• 鞄などに入れて持ち運びしやすい
• 電車内やカフェのテーブルで広げても邪魔にならない
• ほどよく書き込むスペースがある

 

B6の絶妙なところは、大きすぎず小さすぎないというところでしょう。単行本や漫画のサイズとして採用されているだけあって、どこで広げても邪魔にならず、ある程度小ぶりなバッグにも入るコンパクトさです。

しかし文庫本サイズのように小さすぎず、それなりの大きさがあるのでメモスペースもしっかり確保できます。

持ち運びやすさと、紙面の書き込みやすさを兼ね備えたサイズです。

 

B6サイズの手帳におすすめの本文用紙

手帳の用紙を選ぶ際は、書き込みのしやすさを考えるのが大事です。

コート紙やマットコート紙などのつるつるした紙は、鉛筆や水性ペンの染料が定着しにくいので、さらさらした上質紙や書籍用紙がおすすめです。

 

• ◯　書き込みしやすい紙
  上質紙、書籍用紙、ラフ書籍、ホワイト書籍
• ✕　書き込みしにくい紙
  コート紙、マットコート紙、アート紙、レザックなどのエンボス加工が施された紙

 

モンテシオン、モンテルキアもステーショナリーの可愛らしい雰囲気が出る紙ですが、若干コーティング剤が塗布されているので、細かい書き込みにはストレスを感じるかもしれません。また、色上質紙も地色がメモの邪魔になることも……。

 

B6サイズの手帳におすすめの表紙用紙

手帳は持ち歩くものなので、一般的な読み物より少し厚手で丈夫なものを選ぶといいでしょう。カラー印刷をするなら、マットコート紙160K以上、アートポスト紙160K以上が適しています。レザック・新・清流じゅんぱく、江戸小染などのファンシーペーパーは厚手ですし、ステーショナリーらしい雰囲気が出て素敵に仕上がります。

 

 

---

「こんな本にはどんな用紙がいい？」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は

電話連絡先：06-6753-9955 / 法人専用窓口：0120-264-233
（平日10：00～18：00）

またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。

印刷製本の専門スタッフがお答えしております。