イシダ印刷では、横 90mm～210mm、縦 120mm～297mmの間で自由にサイズを選べます。また、リング製本の場合は製本方法の関係で横幅297mm、縦幅420mmまでの大サイズも可能になります。A4、B5や文庫サイズ、新書サイズなど、定番の規格サイズも多数用意しています。冊子は用途によって大きさを変えないと読みづらい、使いづらいものになってしまうので、作ろうとしている冊子のジャンルに最適なサイズを選択しましょう。

会社案内やプレゼン資料などのビジネス用途、教科書、テキスト、論文集

ビジネスや学術分野の小冊子で圧倒的に多く使われているのが、A4（210mm×297mm）

紙面が大きいので、文章と共に地図や写真、イラスト、グラフなどをたっぷり見せることができます。複雑な情報を一つの見開きで簡潔に説明することが可能なので、企業の会社案内や統合報告書、決算資料、プレゼン資料などによく使われています。

紙面が広くて書き込みをしやすいので、教科書、テキストにも最適です。

上質紙、コート紙、マットコート紙など、プレーンな紙が使われることが多いです。

参考仕様と価格例

• A4 タテ　無線綴じ　100P
• 本文　上質70K モノクロ
• 表紙　マットコート110K カラー

同人誌、クリエイティブ、ZINEでよく使われるB5（182mm×257mm）、A5（148mm×210mm）

同人誌はA4より一回り小さいB5サイズ（182mm×257mm）か、A5サイズ（148mm×210mm）で作られることが多いです。漫画をB5、小説やアンソロジーをA5にするのが一般的です。

ほどよい小ささで、一冊を通して連続したストーリーで見せるのに適したサイズです。ZINEやブランドブックなど、クリエイティブな小冊子にも適しています。

紙の質感にこだわって仕上がりに差をつけるのをおすすめします。

参考仕様と価格例

• A5 タテ　中綴じ　40P
• 本文　モンテルキア カラー
• 表紙　モンテルキア カラー

• モンテルキアについては「【モンテルキアの特徴と価格】ナチュラルに高級感をプラスする本文用紙」も併せてご覧ください。

画集、写真集、カタログ、パンフレットにはダイナミックにA4（210mm×297mm）

作品を大きくダイナミックに見せたい時にはA4サイズ（210mm×297mm）を選択します。同じ画像でも、大きさが違うだけでスケールダウンして感じられることが多いので、自信作をまとめた作品集は大きめに作りましょう。A4はポートフォリオとしても一般的なサイズです。カタログ、パンフレットなど、写真が主体の冊子もA4サイズで作られることが多いです。

写真やイラストの印刷は、発色が綺麗なコート紙、マットコート紙、アート紙がおすすめです。

参考仕様と価格例

• A4 タテ　無線綴じ　60P
• 本文　マットコート90K カラー
• 表紙　マットコート135K カラー

小説、詩集、自伝などはA6（105mm×148mm）、新書判A~C（A 105mm×173mm/B 103mm×182mm/C 105mm×182mm）、B6（128mm×182mm）

書店に並んでいる多くの本は文庫がA6サイズ（105mm×148mm）、新書が新書判A~C（A 105mm×173mm/B 103mm×182mm/C 105mm×182mm）、単行本がB6サイズ（128mm×182mm）です。上記で挙げた他の冊子に比べるとかなり小さくて、縦書きの一段組でも長くなりすぎません。ちょうど手のひらに収まるくらいのサイズなので、長時間読み続けても苦になりません。

本文用紙は淡い色合いが上品で目に優しい書籍用紙がおすすめです。

• 書籍用紙については「書籍用紙とは？特徴や書籍用紙を使った本の印刷費、おすすめの印刷仕様」も併せてご覧ください。

参考仕様と価格例

• A6 タテ　無線綴じ　200P
• 本文　書籍72.5K モノクロ
• 表紙　色上質最厚口 モノクロ

さらにオプション加工でブックカバー/帯をつけると、商業出版のような本格的に仕上がりになります。

• 「ブックカバー・帯の印刷」についても併せてご覧ください

 

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「こんな本にはどんな用紙がいい？」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は

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