A4中綴じ冊子印刷の特徴、印刷費の目安(カラー,白黒)
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
ビジネス書類や講習会のテキスト、パンフレットなど小冊子印刷で最も多いサイズはA4です。
ペラのチラシ、パンフレットもA4での印刷が大半です。市販のノートやファイルもA4サイズのラインナップが充実しているのもあり、A4サイズの冊子は書類と一緒にファイリングしやすいサイズでもあります。
目次
中綴じ冊子とは?4つの特徴
中綴じ冊子はページ数が少ない、コンパクトな冊子に向いている製本方法です。
パンフレットやカタログ、イベントプログラムのほかにも、雑誌や会報、説明書、メニューなど手軽に配布したり、持ち運ぶ用途のある冊子に採用されています。
主な特徴は次の4つです。
- 少ないページ数の冊子がすっきりと軽量に仕上がる
→ イシダ印刷では4ページ~40ページの中綴じ冊子を印刷製本できます - 見開きが180度開いて、ノド(綴じ側)の端まで印刷が見える
→ ヴィジュアルの映えるレイアウト、デザインが可能 - 背表紙がない製本で、表紙のデータ制作がシンプルに進められる
→ 背表紙のデータは必要ない - 安価で短納期に発注できる
→ 生産工程が比較的短く、印刷費を安く抑えられる
背表紙のあるカッチリとした印象の無線綴じ冊子と比べると、針金で綴じられたカジュアルな冊子になる中綴じ冊子。
出版物や本棚に並べる書籍というよりも、上記の特徴を発揮できるビジネスやクリエイティブ、商業印刷でのニーズで活用される製本方法といえます。
文章を読ませる冊子の最大サイズA4
A4(210mm×297mm)は書類、文書の定番サイズですが、A5やB6、四六判や文庫が多い市販の書籍の中では大判のサイズで、写真集やファッション誌などで使われています。
ビジュアルと文章を同じページ内にレイアウトしてもバランスよく見せられるサイズです。
広い紙面に文字だけを詰めて配置した冊子だと読むのがつらくなり、読者の負担が増してしまいます。A4の紙面は、図表や写真を適切にバランスよく配置して、テンポよく読み進められるレイアウトがおすすめです。
A4の冊子は見開きでA4が二ページ分、A3サイズ(297mm×420mm)になります。なかなか広い、端から端まで視線の移動距離が長く伸びるサイズ感です。
文章を読ませる冊子のサイズは、視線移動の長さ、読みやすさを考えるとA4が最大サイズだと考えた方がいいでしょう。
【印刷価格】フルカラー印刷のA4中綴じ冊子
それではA4の中綴じ冊子の印刷価格をおすすめの紙でチェックしてみましょう。
- A4タテ
- 中綴じ製本
- 表紙 マットコート135K/カラー
- 本文 マットコート90K/カラー
- 20ページ
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
A4サイズは写真集、画集にも使われているサイズで、写真や絵を大きく印象的にレイアウトできます。また、軽くコンパクトに仕上げる中綴じ冊子は、会社案内、製品カタログ、パンフレットなどに最適です。
フルカラー印刷におすすめの紙
このような冊子はフルカラー印刷が主流になります。
カラー印刷の冊子の本文用紙の定番はコート紙、マットコート紙です。インクの発色を高めるコーティングが表面に施された塗工紙で、濃い色、鮮やかな色、フルカラーの写真や絵をくっきりと綺麗に印刷することができます。
コート紙は光沢がありツヤがありツルツルとした平滑な紙、マットコート紙はツヤをおさえた半光沢のマットな質感の紙です。
どちらも色の再現性に優れ、冊子以外にもチラシやフライヤー、ポスターなどフルカラー印刷の定番用紙です。
光沢をおさえている分、反射の少ないマットコート紙の方が文字の可読性は高いので、冊子のデザインや好みで選ぶと良いでしょう。
ラフな風合いを演出したい冊子にはモンテシオン、モンテルキアもおすすめです。
【印刷価格】白黒(モノクロ)印刷のA4中綴じ冊子
- A4タテ
- 中綴じ製本
- 表紙 上質紙90K/モノクロ
- 本文 上質紙70K/モノクロ
- 32ページ
*キャンペーン期間中は割引価格を表示しております。
モノクロの中綴じ冊子は、なんといっても安さ、手軽さが魅力です。
上記のような、最も流通量が多く安価なモノクロ印刷の定番用紙「上質紙」を使ったA4の中綴じ冊子なら、300冊が1冊あたり78.4円と非常にリーズナブルです。(2022年6月)
講習会やプレゼンの資料、会議資料、教材テキストをモノクロ印刷で大部数作るなら、コピー機を使った印刷製本作業よりもインクや用紙の経費だけでなく、人件費や時間のコストも節約できます。
コピー機と印刷機、仕上がりの違い
印刷会社の印刷機と一般的なコピー機では、製本の均一さはもとより、印字の印刷品質に大きな差があります。
鮮明さ、インクの乗り具合、紙へのなじみ具合など、文字の読みやすさは印刷機が圧倒的に美しいです。小さく細い文字でもにじむことなく、きれいにくっきり印刷できます。
また、ネット印刷だと見積もりから注文、入稿まで全てオンラインで完結します。
注文手続きと入稿が済めば、あとは届くのを待つだけなので、企画やデザインなどクリエイティブなことに重点を置いたスケジュールを組むこともできます。
A4の中綴じ冊子はフルカラー、モノクロどちらでも高品質でコスト削減と生産性アップも期待できる、ネット印刷での発注がおすすめです。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。