増刷に関する印刷用語
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
最初に発行した部数で足りなくなった時に、同じ内容、仕様の冊子を再び印刷することを増刷といいます。厳密には同じ「版」で再刷することを言いますが、微修正を加えて版を作り変えても「増刷」と言ってしまうこともあります。さらに、コストや在庫の関係で本文の紙を変えたり、印刷方法を変えたり、大幅な仕様変更があっても大部分の内容が同じなら同じ冊子と見なしています。
再版/重版
増刷と同じような使われ方をしますが、厳密には内容を修正して版を作り直して刷ることをいいます。書籍の奥付に「第二版」と書かれているものです。同じ版を使って増刷した場合は「初版第二刷」という風に「刷」の数が増えていきます。
しかし、全く同じ内容で出版する場合でも奥付が「第二版」となる場合もあり、日本の出版界では厳密に区別されていません。
再販
「再版」と読み方は同じですが、「再販」は文字通り、在庫切れになっていた冊子を再び販売するという意味です。印刷・出版する立場から見ると意味がかなり違いますが、受け手にとっては再び冊子を手に取ることができるということに変わりはないので、混同されがちです。
改訂
初版の内容に変更を加えて再印刷したものを指します。こちらも再版の時と同じ「第二版」にあたります。
情報の鮮度や正確さが重視される辞書や教科書などは、大幅な修正があった場合はタイトルに「改訂版」と銘打って新たに出版することもあります。その場合、奥付は改訂版の「初版」となります。
一般的に、単なる誤字脱字の修正だけではなく、内容の意味が変わるような大幅な変更に対して「改訂」という言葉が使われます。
増訂
内容を改訂し、さらにページ数が増えたものを増訂といいます。
増補
改訂した時に、内容が追加されたものをいいます。文章に単語やデータが追加されただけでなく、項目自体が増えるような大幅追加を指します。
増訂、増補ともに厳密に区別せずに「改訂」と言ってしまう場合も多々有ります。
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