リング製本は、本文用紙のノドから数ミリのところに穴を開け、リングで留める製本方法です。特徴は、ページが360度回せることと、切り離しやすいことです。

ページが開きやすく自立するのでプレゼン資料やマニュアル、ノベルティのノートやメモ帳などビジネスシーンで人気のある綴じ方です。他に、カレンダー、メモ帳、フォトブックなど様々な用途に使えます。

 

リングの代表的な色は白と黒です。
白のリングは紙の地色と同じなのでスッキリと上品な印象、黒のリングはおしゃれでモダンなデザインの冊子に似合います。

リング製本の特徴とデータ作成方法、印刷価格（カレンダーの場合）

 

リング製本で作るカレンダー

無線綴じや中綴じの場合、本文用紙が厚すぎるとページがめくりづらく開きにくい冊子になってしまいますが、リング製本は本文用紙が厚くても薄くても開きやすさに変わりません。また、ページをぐるっと回せるので、片ページずつ見ることができます。

つまり、めくって使うカレンダーにぴったりです。スケッチブックにも適していますね。
本文用紙に厚めの紙を使えば、卓上カレンダーとしてスタンドに立てることもできます。

 

天綴じ冊子の入稿データ作成方法

カレンダーのように、冊子を横向きにして上辺（長辺）を綴じ側にして綴じる冊子を「天綴じの冊子」といいます。

 

天綴じの冊子をの入稿データを作るには、縦型（長辺を綴じる）の冊子サイズや綴じ側を選択して注文、入稿データを90度回転させます。

カレンダーは、常に綴じてある方向が上辺になるようにデザインを配置します。

リング製本で作るメモ帳のデータ作成方法

実用的でおしゃれなアイテムになるリング製本のメモ帳、スケジュール帳は、企業やイベントのノベルティなどにぴったりです。

メモ帳やスケジュール帳のページのデザイン（罫線やドット、ロゴマークなど）は全ページ同じでも違っていても価格に差はありません。企業情報やイベント情報、写真やイラストを入れたり、複数の罫線やドットを組み合わせたり、バラエティに富んだ内容に構成できます。

ノートの本文用紙は、書き込みに適した上質紙、書籍用紙がおすすめです。

コート紙やマットコート紙といったコーティング剤が塗布してある塗工紙は、鉛筆での書き込みがしにくいためメモ帳には適していません。（マットコート紙は比較的書き込みしやすい紙質です）

コート紙やマットコート紙は発色が良く、カレンダーやフォトブックの本文用紙におすすめです。

イシダ印刷の取り扱い用紙一覧

 

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2. 1冊から1冊単位でご注文できます
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