印刷会社を使って冊子を作るメリットは、仕上がりの美しさと、時間の節約です。印刷機も製本機も、一般家庭やオフィスにはない精度の高い機械なので、モノクロのシンプルな冊子でもクオリティは全然違うものになります。また、コピー機でコピーして、ページ順に並べて、ホチキスで留めて……という作業は案外時間がかかるものです。印刷所に発注すれば、見積もりから入稿まですべて一つのウェブサイト内で完結します。入稿が済んだら、あとは完成された冊子が送られてくるのを待つだけなのでとても簡単です。

美しい印刷と製本

印刷は写真やイラストなどの色彩がぐっと綺麗に仕上がるのはもちろん、シンプルな文字や罫線も、家庭用のプリンターやコピー機で印刷するよりも細かく綺麗に見えます。特に細い線の表現は、コピー機やインクジェットプリンターに比べると格段に優れています。表の罫線や細いフォント、明朝体のはらいやハネのシャープさなど、全く違う仕上がりになるので是非試してみてください。

綺麗に印刷された文字は読み手にとっても目にストレスがかからず読みやすいです。論文や資料など、紙にして配りたい時には印刷所に依頼してみましょう。

美しい製本も大きな特徴です。特殊な糊と機械を用いる無線綴じは、商業出版物のように本格的な仕上がりになります。針金で留める中綴じ製本や平綴じ製本も、手で作るよりもぐっと綺麗です。

少部数ならオンデマンド印刷

150部未満の少部数の冊子印刷は、オンデマンド印刷がおすすめです。オンデマンド印刷は高画質のレーザープリンターでデジタルデータをそのまま印刷する方法で、オフセット印刷に比べると作業工程が少なく、1部からでも作れます。

PDF書き出しですぐに入稿

イシダ印刷はPDF入稿を推奨していて、割引も実施しています。WordやPowerPointなら、アプリケーションの「名前をつけて保存」からPDF形式に書き出すだけでOKです。

お得な印刷方法

お見積りページで部数や紙の種類を選ぶと、自動計算ですぐに価格がわかります。

安く冊子を作るポイントは、まず納期です。納期は長ければ長いほど安くなります。全く同じ仕様でも、最短納期と最長納期では倍近くも価格が変わります。会議やセミナーなど、あらかじめ締め切りの決まっているものなら、早めに入稿してお得に刷りましょう。

そして紙選びも重要です。資料集や論文集なら、最も安い「上質紙」で十分クオリティの高いものになります。

カラーページを極力削って「モノクロ印刷」にするのもコスト削減の大きなポイントです。どうしてもカラーで見せたい部分がある場合、全ページフルカラーにするのではなく、「カラー/モノクロ混合印刷」にしてカラーページを減らすとお得に冊子が作れます。

 

 

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