本文のカラー・モノクロ混在印刷のデータ作成 入稿ガイド
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
前回の記事カラー、モノクロの混在印刷で損していませんか?半額以下も可能!イシダ印刷の独自価格では、本文印刷の料金がカラーとモノクロで別々の料金設定で、他社さんよりかなりお安く、簡単に注文できるイシダ印刷ならではのユニークなサービスをご紹介しました。
今回は、本文のカラー・モノクロ混在印刷でのご注文の後、原稿データを入稿(アップロード)していただく際の、データファイルの名前の付け方、データ内の色設定のポイントをお伝えします。
目次
【入稿データを作る】カラーページ、モノクロページの色指定が重要
入稿データの中でカラーページと、モノクロページの「色指定」を間違えないように注意しましょう。
カラーページは CMYK
モノクロ(白黒)ページは Kのみ
です。
Wordを使ってデータ作成する場合も、モノクロで印刷するページは黒、またはグレーを使って作成します。
よくあるミスに、URLの文字が自動でリンクの色(青色)に変わっていることに気付かず、カラーページになっていることがあります。
リンクを解除してモノクロの文字色に変更しましょう。
モノクロページなのに文字や画像をCMYKやカラーで指定されたページはカラー情報が記録されます。
そのデータを入稿すると、印刷会社では「カラーページ」と判断されてしまい、注文した本文の色指定と違うため、入稿後に印刷会社から確認の連絡があります。
修正や再入稿になると納期が遅れたり、料金が変更になる場合があります。
どのページがカラーか、モノクロか、スッキリ把握できる便利な方法
ページ数が多くなると、どのページがカラーかモノクロかだんだん混乱してきます。
そこで、ページごとの色指定が一覧で把握できる台割り表がとても便利です。色指定以外にもノンブル(ページ番号)、用紙の種類、各ページの内容など本全体の構成を確認できます。
台割りにカラーかモノクロかを書き込んでおくと、注文・入稿の際に慌てたり、うっかり間違えたりがなくなります。
ぜひ作っておきましょう。
参考記事:原稿データ作りの手順:台割り表を作ろう
【注文する】本文のカラー・モノクロ混在印刷のご注文方法
3分でわかる!お見積もり&ご注文で、モノクロページ、カラーページ、白ページ(何も印刷しないページ)のページ数を入力し、ご注文手続き、入稿(アップロード)へと進みます。
【入稿する】カラーかモノクロをわかりやすいファイル名を付ける(IllustratorやWord、PDFなど)
カラー印刷のページと、モノクロ印刷のページの両方が混在する入稿データを指定通りに(注文した通りに)印刷するためには、印刷会社にも、入稿データのどのページがカラーか、モノクロかを伝えておく必要があります。
もし、何も指示がないと、本来カラーページで印刷すべきページがモノクロ印刷になってしまうかもしれません。
大きな写真やイラストならすぐにカラーだと分かりますが、白黒のデザインに小さなイラストやロゴだけカラーで入っていると、気づかない可能性も…。
印刷会社との行き違い、トラブルを回避するためにもファイル名を適切に付けておきましょう。
複数の入稿データがある場合(Illustratorなど)
ポイントは、ページ数(印刷する順番)と、カラー/モノクロが分かるようにファイル名をつけることです。
llustratorのaiデータや、複数のPDFファイルで一冊分の入稿データになる場合は、分かりやすいネーミングにします。
ファイル名の付け方 例
● 表紙のファイル名
hyoushi.ai
(表2、表3がある時は hyoushi_02、hyoushi_03 のようにします)
● 本文のファイル名(モノクロ印刷、カラー印刷を分けて付ける)
honbun01.ai
honbun02.ai
honbun03_c.ai
honbun04.ai
honbun05_c.ai・・・
カラーページだけ、ページ数の後ろに「c」や「color」を付ける
さらに、テキストファイルでカラーページとモノクロページのページ番号を記載した指示書を作っておくと完璧です。
これらのファイルを一つのフォルダにまとめて入れて、zipなどに圧縮し、入稿(アップロード)すれば完了です!
印刷会社も迷わず作業を進めることができます。
一つのPDFデータで入稿する場合(Wordなど)
Wordはテンプレートなどを使用してデータ作成後、そのままPDFに書き出せばページ順に並んだ1つのPDFファイルになります。
このようなカラーページとモノクロページに分けられない時は、指示書のファイルを一緒に入稿しましょう。
入稿データについて
その他の入稿データ作成時の注意点などを、入稿原稿についてで詳しくご案内しております。
ご入稿前にご確認ください。
もし、ご注文方法、入稿データに間違いがあったときは即お電話を
「注文画面でカラー/モノクロの指定を間違えて注文してしまった」
「入稿データのカラー設定や、ファイル名を間違えて入稿(アップロード)してしまった」
こんな時は、メールフォームではなく必ずお電話でお問い合わせください。
お電話番号は 06-6753-9955(平日10:00~18:00)です。
ご連絡のタイミングや状況によって再入稿、再注文となり、料金が変更になったり納品が当初より遅れることがあります。
また、入稿後に、印刷所側が原稿確認の段階で明らかなミスに気づいた場合は、お客様にご連絡を差し上げますが、そのまま印刷製本に進んでしまった場合はコストがかかります。
冊子印刷は同じ仕様でも他の案件との兼ね合いによって進行状況が違うので、急いで連絡をすれば、意外と間に合ったということもあります。
お客様のご要望に添えるよう柔軟に対応いたしますので、間違いに気づいたらすぐにお電話で問い合わせください。
お得なカラーモノクロ混在印刷、データの色指定やページ指定さえ間違いがなければ後はスムーズに進めていけます。
印刷所にも分かりやすい、正確なデータを準備&入稿して、トラブルなく、安く、納期通りに冊子印刷を完了させましょう!
ご注文時や、ご入稿時にわかりづらいところがあれば、お気軽にお問い合わせください。
「こんな本にはどんな用紙がいい?」「予算に合った仕様にしたい」など冊子作りのご相談は
電話連絡先:06-6753-9955 / 法人専用窓口:0120-264-233
(平日10:00~18:00)
またはお問合わせフォームからお気軽にお問合わせください。
印刷製本の専門スタッフがお答えしております。
冊子のジャンルから選ぶ
利用シーン、目的に合った冊子印刷の仕様を、価格例と合わせてご提案しています。
お見積り&ご注文でサイズや部数、製本方法などを変更してすぐに印刷価格がチェックできます。
製本方法から選ぶ
製本方法のメリットを活かした仕様、冊子のページ数や部数に合った仕様を格安でご提案しています。
対応サイズや用紙、印刷仕様、オプション加工、納期、価格例をご案内します。