失敗しない印刷データの基本
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
パソコンのモニターで見ている状態と、紙に印刷した状態は、必ずしも同じにはなりません。
印刷すると変わる色、消える線、変わる色、消える効果など、さまざまな問題が起こり得ます。また、家庭用のインクジェットプリンター、オフセット印刷用の印刷機、オンデマンド用の印刷機、すべて特性が違っていて、全く同じ印刷結果になるわけではありません。特に家庭用のプリンターでは、なかなか高詳細のオフセット印刷やオンデマンド印刷と同じように印刷されないので、プリンターで印刷状態をシミュレーションするのは限界があります。色校正を出して確認するのが確実ですが、一回ごとに納期もコストもかかります。早く安く確実に仕上げるためには、どんな印刷機を使っても問題なく印刷できるデータ作りが肝心です。
罫線は0.25pt以上(黒ベタの場合)
モニター上では、どんなに細いラインでもある一定の太さ以上で見えてしまうのですが、印刷では0.25pt以下の線は消える危険性があります。
また、グレーや、色のついた罫線の場合は、0.25ptでもぎざぎざになったり、点線になってしまう危険性があります。最低でも0.5ptは確保しましょう。1ptあれば安心です。
グレーはKのみ
たとえばC=10、M=10、Y=10、K=10のグレーと、K=25のグレーはほとんど同じ色に見えますが、4色掛け合わせのグレーは色転びしやすいのでおすすめしません。ベージュっぽくなったり、紫っぽくなったりします。グレーをグレーとして見せたいなら、墨版のみで表現する方がいいでしょう。また、茶色やブルーグレーなどの微妙な色を表現したい時は、CMYの三色だけではなく、Kも入れると印刷色が安定します。
カラーモードはCMYK
Illustratorのドキュメント設定や、写真の画像などがCMYKになっているかどうか確認しましょう。モニターは画像をRGBの光の三原色で表現するので、デジカメなどは基本的にRGBなのですが、印刷は4色のインクで表現するのでCMYKに変換する必要があります。
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