冊子の定番サイズ 2 – B規格やその他 –
卒業アルバム以外の無線綴じなどは引き続き承っております。
紙の主流のサイズはA規格とB規格です。それぞれA0(841×1189)とB0(1030×1456)を半分に折っていったサイズがA1・A2・A3……、B1・B2・B3……、と続きます。一般に普及しているのはA4とB5くらいのサイズでしょう。それ以上のサイズは机の上で広げたりカバンに入れたりするのに大きすぎて、やや扱いに困ります。冊子は収納しやすさも重要なポイントなので、あまり大きな冊子を作ると持て余してしまうので注意しましょう。
ここでは、B規格の定番サイズを見ていきます。書店で流通している書籍はA規格よりもB規格の方が多いです。
B5 182×257
週刊誌、雑誌、同人誌
B規格はA規格より少し大きめなので、B5はA5よりA4に近いサイズ感です。A4より一回り小さいB5は週刊誌の定番サイズで、文字も写真もちょうどいいバランスで見ることができます。写真をより大きく見せたいファッション紙などはさらに大きいA4サイズで作られることもあります。漫画を読むのにもちょうどいいサイズです。
B5サイズですべて文字だけだと、疲れてしまうので、図版や写真をうまくレイアウトに入れましょう。
B6 128×182
単行本
書店に並んでいる小説やエッセイ、雑学、学術書などの単行本は大抵B6サイズです。出版社や書籍の性格によって微妙に大きさは違うのですが、B6と近い大きさに揃えられています。縦組みの文字が一段で読める最大サイズで、小説など、長文を読むのに心地いい大きさです。無線綴じですっきりと仕上げましょう。
103×182
新書本、コミックス、詩集
A6(105×148)サイズが文庫本の基本ですが、少し細長いサイズの冊子も書店によく並んでいます。新書サイズと呼ばれ、学術書などを手軽に読むシリーズとして出版社から発行されています。自分で作る小説や詩集としてもおすすめのサイズです。
文庫本や新書サイズは、出版社や出版年代によって数ミリの違いがあります。文庫や新書は安価に大量に刷ることを目的とした判型なので、効率よく製本できるサイズが状況によって違うのです。もし既存の文庫や新書とサイズを合わせて冊子を作りたい場合は、本の実物をしっかり測りましょう。
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